親も子供と一緒に成長していくんです。

中学校入学!新しくやり直すはずが・・・

何とかかんとか無事?に
小学校を卒業した息子は
中学から仕切り直すと張り切っていました。

ただ、元々団体行動は得意でないし
体育会系の雰囲気はダメだということで
部活は運動部ではなく文化部でゆるく過ごすと(笑)

その代り、勉強はちゃんと頑張って
残りは、自分の好きなことをするって
自分なりに中学生活の過ごし方も
考えていたようです。

小6の頃は、先生に反発して
教室を飛び出したり、宿題をやらなかったり
提出物を出さなかったりと

かなりの問題児ぶりを発揮していましたが
中学に入った途端、本当にびっくりするくらい
きちんとやってたんですよ。

塾も今まで以上に頑張って
塾の先生もかなり期待しはじめちゃってw

 

と、小学校時代とは
別人のように毎日イキイキと
過ごしてたんですけどね・・・

あっという間に、崩されることになるとはwww

 

最初のきっかけは、担任の先生の一言でした。

入学に入って、最初の保護者会のあとのことです。
保護者会の前に授業参観があったので
子供達も、保護者会の時間は部活見学などで
校内に残っていました。

そして、保護者会も終わり
帰ろうと思った時に担任に呼び止められ
たまたま、忘れ物を取りに来た息子と一緒に
担任の先生と話をしました。

 

「カイ君、すごく頑張ってますよ。
 授業態度とかもいいですし、提出物とかも
 きちんと出されていて・・・」

「そうですか。ホッとしました。」

「で、ですね。部活のことなんですけど・・・」

「はい」

「カイ君、文化部希望だったよね?
 入部希望も受け取ったんですが、実は保留にしてあるんです」

「???」

「カイ君、小学校の頃のような自分ときっちり決別して
 仕切り直したいんですよね?
 だったら、文化部じゃなく、運動部の方が
 学ぶべきことが多いと思って・・・」

「・・・・」

「一応、勝手に進めてしまったんですけど
 柔道部の顧問にカイ君のことお話して
 顧問もぜひカイ君に柔道部に入ってほしいって
 言ってるんですよ。
 まず見学だけでもいいんでしてみてください」

「だけど、本入部の申込みって今日が締め切りですよね?」

「はい。だけど柔道部の先生とは話がついてるので
 その辺の心配はありません。」

「というか・・・
 カイは文化部を希望してたんですが・・・
 もし、柔道部が嫌だという時には
 文化部の方にきちんと入部できるんですか?」

「そっちの顧問の先生にはまだお話してないんですけど・・・
 一応話はしておきます。
 だけど、柔道部に入ったほうがカイ君のためだと思いますし・・・」

「とりあえず、カイときちんと話し合います。」

 

カイはこの会話中、一言も発しませんでした。

だけど帰り道
「結局、小学校の時のこと先生たち
 全部知ってるってことだよね・・・
 だから、わざわざ「ちゃんとやってる」とかって
 言ってきたんだよね・・・

 俺って最初から問題児として
 見られてるってことだよね?

 俺が1からやり直そうと思ってても
 周りはずっと前のことと比べて見てるって
 ことだよね」

新しい環境で1からやり直そうとしていた息子にとって
小学校のことを担任の口から聞かされたのは
かなり大きなショックだったようです。

そこから、色々なものが崩れ始めることに・・・

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