親も子供と一緒に成長していくんです。

高校に行かない息子を・・・


前回書いた、どっちが怖い!?

私も息子と娘に
それぞれ実践してみました。


といっても、やっぱり
同じ子供でも息子と娘では
性格も反応のしかたも全然違うので

こちらの接し方も
若干違ってきたりしますけど。


ということで、今回は
息子を「放ってみた」結果を
何となく書いてみようかなと。


息子は、とにかくすごく真面目で
ちょっとでも間違ってるかもって思うと
不安で動けなくなるタイプだったんです。


で、色々とあって不登校になった
わけなんですけど


不登校になってからも
先生に言われると、必死に
学校に行ったりしてました。

不登校のくせに毎日、学校の門だけは
くぐるという真面目なやつで(笑)


だから何か言えば
それなりに答えてくれたんです。


だから、私もけっこうあれこれ
口出しすることが多かったです。


でも、高校生になって
先生たちが息子のことを丸ごと
受け入れてくれるようになってから

逆に学校に通えなくなったんですよ。

私としては、今までと違って
どんな息子でも認めてくれて
受け止めてくれてるのに

なんで今さら?
ってすごくイライラしたりしましたが


たぶん、だからこそ
今まで我慢してたモノが
全部出てきたんだろうなぁと

今なら思えたりします。


で、私も最初は
イライラしてなんとか学校に行けるように
あれこれ口出したり、怒ったりしましたが


いい結果が出るわけもなく。


もう高校生だし、高校に行かないって
選択肢だってないわけじゃない

って思うようになって
(無理矢理思うようにしたんだけどw)


学校を休もうが
遅刻しようが早退しようが
とにかく本人に任せてました。


すんごい苦しかったし
ザワザワしたし、怖かったけど


とにかく息子が決めることなんだから
私がどうこうする問題じゃないって
腹括ったわけです。


そしたら・・・

3年になってどういうわけか
学校を休まなくなったし
朝も自分で起きるようになったし

レポート提出の前には
家で自分で勉強したり
準備したりするようになって。


2年生までは3学期の期限ギリギリに
毎日大騒ぎしながらレポートやりに行ってたのに
今年は、授業中に全部クリアしてるという・・・


しかも、夏休み明けても
やっぱり学校に行ってるし
レポートもちゃんとこなしてるし。


その上、自分のやりたいことのために
今までゲームしたり、ダラダラ過ごしてた時間も
やりたいことの勉強時間にあてて。


今までだったら

「できない・・・どうしよう」

って動けなくなってたのが


「これわからないんだけど、ちょっと教えてくれる?」
「ここだけ手伝ってくれる?あとは自分で何とかするから」

ってきちんと「手伝って」「助けて」って
言えるようになってるし

できないなりにも自分で動くように
なってきてたり。


たぶん、私があれこれ口出し続けてたら
こうはなってなかったんだと思う。


私の言うことは聞いてたかもしれないけど
私が何か言わないと何もしなかったと思う。


自分の人生じゃなく、
私の考えた息子の人生を進んでたと思う。


やっぱり、子供は子供自身の問題を
自分で乗り越えられる力を持ってるんだよね。


それを信じて、黙って待つっていうのは
親にとってはすごく苦しいことだけど

同じくらい子供も苦しみながら
乗り越えていくんだよねぇ。


口出したほうが楽だったとは思うけど
やっぱり頑張って放っておいて
良かったなぁと・・・


だって自分の人生を
ちゃんと見つけてくれたんだから。


「今、すごくしんどいけど
 すごく楽しいよ」

ってニコニコ話してくれる息子の成長に
ウルウルする親バカです(笑)

 

それでは、また♪

 

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