親も子供と一緒に成長していくんです。

子供の進路を決めるのは誰?


小学校受験や中学受験の場合
親の意見で受験校、進学先を
決定することが多いと思いますが


高校受験は、子供本人の「気持ち」
というのが大きくなってきます。


そりゃそうですよね。
受験するのは子供自身ですし
進学するのだって子供自身なんですから。


中学生にもなれば、自分の将来だって
それなりに考えますし
夢ややりたいことも出てきます。


それを叶えるためにどうすればいいのか
そのために自分が今すべきことは何か
どんな学校に行けばいいのか

当然ながら考えます。


それに自分に合う学校や
行きたい学校っていうのも
出てきますよね。

 

例えば、ある女の子は成績も優秀で
いわゆる「進学校」にも十分合格できる
成績を取っていました。


でも、その女の子はダンスが大好きで
ダンスを徹底的に学びたいと思い
そういう学校を見つけてきました。


その学校は午後はびっしりダンスのレッスンをしてくれます。
その代りいわゆる「勉強」は午前中だけです。
しかも、高校卒業のために最低限必要な内容だけです。

高校卒業に必要なことは最低限保証してくれるけど
メインはあくまでもダンスです。


その女の子は親や先生に
この学校のことを話し
自分はここに行きたいと言いました。


先生も親も
猛反対しました。


「ダンスで生活できるわけないでしょ」
「今、流行ってもてはやされてるだけなんだから」
「ダンスの世界なんてそんな甘いものじゃない」

「それだけの成績があればもっと『上』の学校に行くべき」
「まずはきちんと勉強してから将来のこと考えなさい」
「今から選択肢を狭める必要はない」

「今から一つのことに絞ってしまっても
 潰しが効かないよ」

「とにかくもっと『ちゃんとした』学校に行くべき」


これって、特別な話じゃないです。
どこでも当たり前に繰り広げられる会話です。


先生や親は「夢を持て」「目標を持て」と
年中言います。


なのに実際に夢に向かって頑張ろうとすると
このように反対します。


先生や親の言う「夢」ってなんなんでしょうね?
どんな夢なら納得するんですか?


先生や親の言う「目標」って何なんでしょうね?
とにかく成績を上げて「いい」学校に行くことですか?


そんな夢も目標も
本当に子供が持っているものなんですか?


子供の夢や目標は
子供が決めるものです。


先生が決めるものでも
親が決めるものでもありません。


そして、そのために学校を選ぶのは
当然ながら子供自身です。


その道が失敗だったとしても
「失敗」でもなんでもなく、
「経験」として必要なものなのです。


成績がいい学校がいい学校ではなく
その子の行きたい学校が、いい学校なんです。


親や先生は、子供の希望を
受け止めてあげて、
そっと見守ってあげればいいんです。


助けを求めてきたときに
そっとサポートしてあげればいいんです。

 

先生や親の「理想」や「思い込み」だけで
子供の夢、子供の将来、子供の人生を
潰さないであげてください。

 

それでは、また♪

 

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