小学校の高学年～中学生の時期って
いわゆる反抗期ですよね。

反抗期も子供によって時期も多少違いますし
反抗の仕方もそれぞれです。

でも、この反抗期を迎えている子供のほとんどに
共通して言えるのは
「イライラする」ということです。

よく心と体のバランスが取れないって言いますが
それよりも、「自分ができる」と思っていることが
実際にはできなかったり、うまく進まなかったりして
イライラするってことが多いです。

本人は大人になった「つもり」で
何でもできると思っている部分がありますが
実際にはまだまだ経験不足というか
経験値が低いために行動が追いつかないわけです。

 

で、そういうことが続くから
ついついイライラしてしまって
親に当たってしまったり。

そうすると、親も
「何で人に八つ当たりするのよ。
　自分がいけないんでしょ」

って怒鳴りつけたりしがちなんですが・・・

まあまあまあ・・・
それじゃ、ますます子供のイライラは大きくなるし
ヘタするとわけのわからない大ゲンカに発展してしまうのでw

ここはグッと親の方は我慢してあげましょう。
イライラして、当たってきても
基本的に知らん顔を通す。

とにかく放っておいてあげる。

本人も親に当たっても仕方ないことはよくわかっています。
だけど、イライラを一人では抱えきれなくなってて
どこかにぶつけないとどうしようもなくって
一番甘えられる親に向かうわけです。

てことは、親を信頼してるってことの
裏返しなわけで、親にだったら甘えていいと
きちんと安心してるってことです。

だから、喜んで八つ当たりされてあげてください（笑）

イライラをぶつけてきたら
黙って受け止めてあげて
知らん顔してあげる。

 

すると、子供の方も落ち着いてくると
「さっきはごめんねぇ・・・」
って言ってくることもあります。

「ママに八つ当たりしても仕方ないんだけどさ・・・
　わかってるんだけどね」
って感じで。

 

何も言ってこない子供も多いですよ（笑）
だけど、それは照れくさくて言えないだけだから
大目に見てあげてください。

その代り、イライラがおさまった後
何事もなかったように、ニコニコ話しかけてきます。

八つ当たりしたことに申し訳ないって気持ちと
照れくさいって気持ちがあるので

八つ当たりしてきたことには触れず
普通に話してあげてください。

 

反抗期の子供に振り回されるのって
親もかなりしんどいですが

振り回されるってことは子供が親を信頼してる、
子供にとって安心できる相手であるってことですから
喜んで振り回されてあげてください。