親も子供と一緒に成長していくんです。

通信制高校だから不合格!?


息子は就職も進学もしないことを選んだので
高校3年生の「大変さ」を味わうこともなく
マイペースで高校生生活を送っていますが

周りの友達は、進学や就職で
バタバタしまくりのようです。


進路が決まった子もいれば
まだまだ決まらないで頑張ってる子も
いるんだけど


そんな中で専門学校の進学が決まった
友達の話が息子から出てきて。


「あいつ専門決まったよぉ」
っていうので

「よかったねぇ」
って答えたら


「でも第一志望はダメだったんだよね」

私は
「まぁそういうこともあるよね」
って答えたんだけど。


そう単純な話でもなかったらしく。


第一志望もAOだったか学校推薦だったかで
受けたみたいなんですよね。

どちらにしても、相手の学校から枠が来て
高校の方で調整をして、
「絶対大丈夫」って生徒を送り出すわけです。


だから、高校側だって本人だって
受ける前から「合格」を確信してたわけですよ。


ところが不合格だった。


本人も親ももちろんショックだったけど
先生たちだってショックですよね。


で、この不合格の理由が・・・
「通信制高校の生徒は信用できん」
ということらしいw


だったら、枠を与えるなよって
そもそも論になっちゃうんですがw

今回は、そういったそもそも論は
横にスッと置いておきます。


でね、こういう話をすると
「通信制だからダメだ」
って表面的なことだけ捉えがちになって

「やっぱり普通高校に行かないとダメなのね」
「やっぱり通信制じゃ苦労するんだよね」

「でも普通高校でもある程度のレベルじゃないと・・・」
「やっぱりいい高校に行かせないと・・・」

って話になってきちゃって

「てことは、うちの子はもう間に合わないじゃん」
「通信制に行ったうちの子、どうしたらいいの?」

みたいなことになるよね。

 

だけど、それじゃ子供は(大人もだけど)
どんな失敗も許されないし、選択肢も持てないし
「やり直し」も効かないってことになるよね。


そうじゃないでしょ?
遠回りしようが、一回お休みしようが

「頑張ろう」
「やりたい」

って思えたら、叶えることができる。


今回の息子の友達の件は
その専門学校が変な「フィルター」を
かけてただけの話。

その子自身の問題ではなく
専門学校側が、その子じゃなく

世間の「常識」とかそういったものしか
ものさしを持ててなかったってだけ。


その子がどうのってことより
環境だとか、常識だとか、ブランドだとか
そういった関係ない部分でしか判断できなかったってこと。


逆に言えば、そんな学校
行かなくってよかったよねってこと。


その友達は、そのあと別の専門学校に
無事に合格して、学費の半分を自分で出すために
今は必死にバイトしてるんだけど

そこまでしても
「やりたい」「頑張りたい」って
思ってる子のことは

わかってくれる人は
ちゃんとわかってくれるし

ちゃんとその子に合った
道が準備されるから。


ただ、通信制だとか普通高校だとか
そういうことだけじゃなく

世の中って、そういう「フィルター」が
かかってるところが、いっぱいあるのも事実。


だからって、そこに無理矢理合わせる必要もなくって
自分自身が「ちゃんと」頑張ってれば
必ず道はあるから。


子供も親も、そんな「フィルター」に
ふりまわされないで

自分達の「正しい」を信じて
自分達の「気持ち」に正直に
やりたいことを頑張ればいいと思う。


大丈夫、道はいっぱいあるから。

 

それでは、また♪

 

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