私は子供の頃というか、つい数年前まで
体が弱かったんですね。

弱かったというか、そう思ってた・・・

周りも「友紀ちゃんは体弱いからねぇ」って言ってたし
実際に小さい頃から何度も入退院繰り返してたし
何度か三途の川も見たしw

だけど、ある日
「これって自分で病気になってたんじゃないの？」
って感じたわけです。

最近は鬱とか精神的なダメージで体調を崩す人って
すごく増えてて、そういう人は「心が疲れてる」って
みんなが見てくれるけど

ダイレクトに体にダメージが出た場合って
そこに気づきにくいんだよね。

 

私は小さい頃からすぐに風邪ひいて寝込んでたし
酷い自家中毒で入退院繰り返したり
突然血圧が下がりすぎて死にかけたのは小6だったかな。

その後も何万人に一人とか言われる
2度目の水ぼうそうにかかって
「死ぬか半身不随になるか・・・」
って医者に脅されたのが中3の2学期で
まさに受験で一番大事な時期。

その後も色々な病気をして
免疫不全とか、脳血管痛とか
よくわからない病気を次々と・・・w

「なんで自分ばっかり・・・」
ってずっと思ってたんです。

ホントにきつくって、健康な人が羨ましくって。

 

こんな体じゃ子供も産めないって
ずっと言われ続けて、妊娠した時も
「おめでとう」の前に「どうしよっか」って
医者に言われるしw

実際、息子を産むときも娘を産むときもかなり大騒ぎで
娘を産んだ後に担当医から「3度目はないからね」と
キッパリ言われちゃったしw

だけど、意外なことに2人の子供を産んだ後
ほとんど寝込むようなこともなくって。

「母は強しってやつだな」

って思ってたんだけど
数年前に突然、狭心症の発作に襲われたんですね。
その後も、突然意識を失ったりして（別に本人は寝てたと思ってたｗ）

色々検査をした結果「ストレス性狭心症」と診断が・・・

まさか自分がストレス！？
たしかに色々と問題は抱えてたけど
自分は精神的にすごくタフだと思ってたし
周りもそう思ってたし・・・

問題は抱えてても
「なんとかなるさぁ」って
能天気に生きてたはずなのに。

その時に気づいたんですよね。

「悩んじゃいけない」ってずっと思い込んでたってことに。

悩んで弱音吐いて、周りに助けを求めちゃいけないって
自分は強いんだって自分に思い込ませてたって。

子供の頃は、親が自営で共働きだったので
家に帰ってこなかったことも多くって。

3歳下の弟は
「お母さん、お仕事辞めて家にいて」
って言ってたけど

私はそんな弟に
「お母さんが家にいたら、今みたいに好きなもの買ってもらえないし
　いっつも怒られちゃったりするんだよ。
　お姉ちゃんがいるから大丈夫でしょ？」

って言ってたんですね。

母親は「あんたはドライな子だよねぇ」
って笑ってましたが

私も本当はすごく寂しかったんだと思います。
だけど、私まで「寂しい」って親に言ったら
親が困ってしまうって感じてたんですね。

だから、ドライな子になってて
能天気な子になってて・・・

だけど、体の中心の中は
知らず知らずに悲鳴を上げてたんですね。

で、定期的にでかい病気になるw

そうすると、親が付き添ってくれたり
看病してくれたり・・・

そこで思いきり甘えられる。

 

大人になってからも
結局「もうダメだぁ～～～」って
自分の中で叫んでたってことだったんですね。

そこに気づいてから
具合が悪くなったりすると

「あ、心も体も限界だって言ってるんだ・・・
　よし、休んじゃえ～～～」

って家族にも
「しばらく寝込みます。よろしく」

って感じで、体と心を休ませるようになりました。

とにかく何も考えないでひたすら寝る（笑）
家のことも完全放置。

そうすると、不思議なことに
悩んでたのかな？って思うことも解決されちゃってたり
解決方法がすっと見つかったり。

で、体もすっきりしてるんですよ（笑）

 

病は気からって言いますけど
今まで体が弱かったと思ってたのも
面倒な病気にかかってたのも
全部自分が呼びこんでたわけです。

 

病気って心の問題だけが原因ではないけど
生活習慣だったり、原因のほとんどは自分なんですよね。

だから、病気になった時は
まず自分の生活、自分の心を見つめ直してみる。

そうすると意外と簡単に
病気とおさらばできるかもしれないです。