母親が子供に執着するようになった理由

母親と娘の関係に色々と問題が
出てくるようになったのって
いつごろから、何が原因だったんだろう。

たぶん、団塊世代が親になった頃から
なんじゃないかな。

その前の世代って、まだまだ
生活も不便だったし

嫁いだら、嫁ぎ先のしきたりを守って
とにかく家族のために一日中
家の中で働き通しだったよね。

それが「当たり前」だったし
それを不満に感じる「ヒマ」も
なかったわけ。

女性は男性に養ってもらって
その代り、家の中のことは
全て女性が切り盛りする。

だから、女性はそんなに高学歴の必要もないし
逆に頭が良すぎると敬遠されたりして。

団塊世代の女性も子供の頃は
そうやって育てられてきたんだけど。

自分達が大人になって
結婚する頃には時代が大きく変わってた。

生活もかなり便利になって
一日中家事に追われることもなくなって
自分の時間が出てきたり

男女平等が叫ばれて
女性も大学に行ったり、男性と同じように
就職したりと

女性を取り巻く環境が
大きく変わったんだよね。

そしたら、今まで考えもしなかった
「自分の人生」とか「自分の幸せ」と
いうことを考えるようになって。

 

だけど、時代は変わってきてても
今までそうやって育ってきてないし

急にそんなこと言われても
自分では何もできないって

モヤモヤする気持ちが
子供に向いちゃったんだよね。

自分のような思いをさせないようにって
子供にどんどんのめり込んだり

家事に時間がかからなくなった分
子育てに夢中になったりと

自由になったり時間ができたことが
かえって娘との関係に問題を作るように
なってきたってこと。

こう考えると、母親一人が
悪いというより、

そうならざるを得なかった環境の中で
母親も苦しんでいたのかもね。

 

それでは、また♪

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