親も子供と一緒に成長していくんです。

子供に友達ができない!?


私が受ける相談の中に
お子さんに友達ができない・・・
っていうのがけっこうあったりするんですけど。

 

昨日、息子がインフルエンザで卒業式を欠席した友達の
「卒業式」に参加してきたんですね。


先日の卒業式でも、終わったあとに
その子に電話をしてみんなでおちょくりながらも心配して
先生にも電話変わらせて、

その子の「卒業式」には
友達みんなで参加するって約束して


先生もみんなの予定を調整して
昨日の式となったんです。


わざわざ、その子のために
みんながスケジュールを合わせて
卒業を祝って


その子のためにもう一度スーツを着て
友達みんなで「記念写真」撮って。


その後は5人揃って
卒業祝いのお食事会を(笑)


だけど、ここまで来るのは
長い道のりだったんです。

 

実は、うちの息子もそうですが
息子の友達もみんな
中学まで友達がいませんでした。


みんな不登校だったり引きこもりだったりして
小中学校の友達とは付き合いがなかったんです。


息子の口癖は
「俺、ぼっちだから」
でしたしねw


別に、周りから嫌われてたとかじゃないんですよ。
学校に顔出せば、たくさんの子が
わざわざ会いに来てくれて喜んでくれたけど

息子自身は全く興味がなかったというか
「誰?」って状態でした。
全く心を開いてなかったんですね。


高校に入ってからも
誰とも口をきかない日が続いてました。

スクーリングで一緒になった子たちと
しゃべるようになっても

息子の中ではまだ「友達」ではなく
「俺って友達出来ないのかなぁ」
って言ってました。


結局、その時の子たちと
今、一番仲良くしてるんですけどねw


でも、息子を見てて思ったんですよ。
人間って結局1人じゃ生きていけないわけで
やっぱり誰かと関わるようにできてるんです。


だけど、本当に心を許せる友達なんて
そんなに簡単に現れるものじゃないし。


その子にとってのタイミングっていうのが
必ずあると思うんです。


うちの息子の場合は高3になってからだし
もっと遅かったって子も知ってるし。


友達がいっぱいいることが
すごいことでも偉いことでもないから。


ちゃんと必要な時にそのタイミングで
出会うべきして出会う友達がいるから。


それまでは「ひとりでも大丈夫」なんだよね。
ひとりでもちゃんと自分の時間を、自分自身を大事にできる
っていうのは、とっても大事なことだから。


自分を大事にできて
初めて周りの人を大切にできるからね。

そうなった時に
きちんと友達が現れるんだと思います。

 

ということで、まだまだ大丈夫。
親が心配することでもないから。

 

それでは、また♪

 

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