親も子供と一緒に成長していくんです。

フリースクールの存在価値


先週末のフリースクールの
保護者会に参加してきました。


この学校は元々がサポート校で
うちの息子も通っていたんですが
昨年度から中学生向けのフリースクールも
本格的に始めました。


それには理由があって
とにかく中学生の親からの
問合せが急激に増えていること。


まぁ私も、息子が高2の時の
最後の3者面談で担任の先生に

「ここってフリースクールないんですか?」
って聞いたくらいですからねw


そのくらい中学生(小学生もだけど)の
不登校が急激に増えているんです。


だけど、籍がある中学校そのものが
その現実に全く追いついていけず
きちんと対応が出来てないのが実情です。


で、学校側が言うのはただただ
「学校に戻ってくれさえすれば・・・」
「とにかく学校に出てくれば・・・」
だけw

子供の気持ちとかは関係ない
学校の都合だけで動いちゃってるんですよね。


だから、不登校になった子は
どんどん行き場がなくなってて
子供だけじゃなく、親も必死になって
「居場所」を探すわけです。

 

以前このブログでも紹介しましたが
国も少しずつだけど、そういったことを
真剣に受け止め始めて

フリースクールの存在も認め
フリースクールに通う子たちの
扱い方をきちんと定める方向に
向かいはじめましたよね。


そういった感じで
このサポート校もフリースクールを
本格的に運営しはじめたわけです。

 

ただ、フリースクールって
まだまだ市民権を得たわけじゃないので
費用的な負担がかなり大きいです。


月に2~5万円くらいかかるんですよね。

だから、親も気軽には
通わせられない。


そのために法整備とかを
急いで進めていこうって
話になってるみたいなんですが・・・


まぁそれは将来の話であって
今、そのことに直面してる親子には
「絵空事」でしかないわけで。


だけど、例えば中学までは
基本的な部分は無償ですが
塾や習い事に通わせます。

塾って月に2万円くらいはしますよね。
それに夏期講習とかテスト対策とか
模試対策とか入れると

月平均5万円くらいは余裕で
かかってると思うんです。


不登校になれば
当然塾なんて通えないわけだし
その分を、フリースクールにって
考え方もあると思うんですよね。


ちなみにうちの娘が通ってるフリースクールは
月に1度ですが、無料で開放してくれています。


まだまだ市民権を得ていない
フリースクールだからこそ

運営側も色々と手探りの状態から
それぞれのスタイルを作っていっています。


サポート校が運営しているフリースクールもれば
NPOなどが運営しているものもあったり
本当に様々な形のフリースクールがあります。


不登校になった子にとって
フリースクールって
自分の「居場所」を見つけるきっかけにもなります。


不登校だからって
ずっと家にいたいわけでもないし
誰ともしゃべりたくないわけじゃない。


一人でいるのが好きって子も
やっぱり、たまには誰かと笑いたい。
家族以外の場所で。


そういう居場所を確保するために
スリースクールを利用するっていうのも
全然アリだと思いますよ。

 

それでは、また♪

 

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