親も子供と一緒に成長していくんです。

甘やかしすぎ!?そんなことないです


うちの息子は、不登校自体は
抜け出しましたが、

まだまだ乗り越えないといけないことが
山積みです。


うちの息子の場合
先生をはじめとした大人から
酷い目に遭ったことで

誰かと気軽にしゃべったりという
コミュニケーションがとても苦手です。

喋るのが苦手なだけならまだいいですが
初めての「場所」「環境」というのに対して
極端に恐怖感を抱き、緊張します。


だから、いまだに新しいクラスや
新しい授業などの時は

教室に入ろうと思っても
具合が悪くなって入ることができません。


元々人見知りが激しくって
新しい環境が苦手だった上に
知らない人に対しての恐怖心が
強くなってしまったために
最初の一歩を踏み出すのに今でも大騒ぎです。

 

不登校になった子供って
原因はそれぞれだし、性格もそれぞれだけど

多かれ少なかれ
「他人が怖い」とか
コミュニケーションが苦手
という子供が多いです。


親や大人からすれば
「そのくらい・・・」って
感じてしまうことでも

本人にとっては本当に
大きな壁になっているわけです。


だから
「そのくらい自分で乗り越えなきゃ」
じゃなく、きちんとサポートしてあげることも大切です。


たしかに
「いちいち手を貸してたら、
 これから先どうするの?」

って心配になるかもしれません。


だけど、この不安や恐怖心を
取り除いてあげないと
結局は先に進めないんです。

 

うちの息子はサポート校に入学した当初は
学校の前まで行っても中に入ることができませんでした。

知らない子ばっかりだし
どんな環境なのか、何をするのか
先生はどういう対応をしてくるのか・・・

とにかく今までの「トラウマ」から
知らない環境へ乗り込むことが
怖くて仕方なかったわけです。


で、私が学校に連絡をして
先生が息子を迎え入れてくれて
教室まで連れて行ってくれるという
サポートをすることで乗り越えました。

2年になってからは、
新しいクラスになっても
教室に入ることができますし

授業の途中からでも
教室に入ることができるようになっています。

また、体調が悪くなって
帰りたくなった時も自分で
「今日は帰る」とちゃんと伝えて
帰ってこれるまでになりました。


ただ、まだクラスメート以外
よく知らない先生などが絡んでくる
選択授業などは

参加しようと思っても、入れずにいます。


そういった時も、本人の気持ちをきちんと聞いて
私と学校側で、きっかけを作れるように
サポートすることで、一歩を踏み出すことができます。


そのあとは、自分一人で
なんとか出来るようになるので

根気よくサポートしてあげることも
大事なことなのかなって。


たしかに、ずっとこのままじゃ
将来のことを考えれば
心配かもしれません。


だけど、ちょっとしたサポートをしてあげることで
一歩ずつ乗り越えることができるし
それが自信となって、独り立ちできるようになると思うんです。

 

まわりから見れば
「甘やかしてる」
って思われるかもしれませんが


その子にとっては必要な
サポートだってこともあります。


まわりがどうだとか
そんなくだらない雑音に振り回されないで

子供のために根気よく
サポートしてあげてください。


まわりと同じようにできなくたって
その子はその子のペースで前に進んでいます。


その子はその子
他の子は他の子


比べる必要なんてありません。

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