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高校新卒者の就職率が上がってる!?


先日ニュースで高校新卒者の
就職率が88%に達して
バブル期以来の高水準とかって
大騒ぎしてたんだけどね。


ニュースでは
「景気が戻ってきたってことですね」
って能天気なコメントしてるし。


ただ、このニュースを見た人でも単純に
「あぁ、景気も良くなって高卒でも働けるんならいいよね」
って思う人も少なくないんじゃないかな。

 

だけど、数字だけ見れば
かなりいい水準だと思うけど
本当にバブル期と同じ状況になってると思う?


あの頃は、普通高校に通っている生徒でも
何割かは就職してたんだよね。


私も公立のごく平均的な成績の高校に
通っていたけど

クラスの何人かは普通に就職してたし
3年になると進学組と就職組の
選択授業があったりしてたしね。

 

でも、今は普通高校に通ってれば
ほとんどが進学でしょ。

大学じゃないとしても
専門学校とか留学って子もいるし。

9割以上が進学して
残りの子だって就職というより

フリーターだったり、
夢に向かって行動したりって感じで

きちんとした形で就職する子って
ほとんどいないよね。

 

じゃあ、この数字は?

いわゆる工業系とか商業系とか
専門技術や資格を取れるような

専門的な勉強をしている
学校に通う子たちだと思うんだよね。


一体そういった子供たちが
どのくらいの割合いるのか?


しかも専門的な技術とか資格を持っているわけだから
ちょっと特殊な環境だよね。

 

そう考えると88%って数字だけ見て
大騒ぎするのはちょっとねぇ・・・

そもそもの母数が違うんだろうから。


普通科に通ってるごく普通の子が
就職できるかって言えば
やっぱりなかなか難しいのが現実だと思うし。

 

そういう数字のマジックに乗せられて
進路を安易に考えるんじゃなく


自分がどうしたいのかって
しっかり考えて、行動することが
やっぱり大事なんだよね。

 

それでは、また♪

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