親も子供と一緒に成長していくんです。

「勉強なんて出来なくて大丈夫だよ」っていうけど・・・


不登校になると、ほとんどの場合
学力面で遅れが出てきます。

中には、学校には行ってないけど
塾には通ってるとか、家でしっかり勉強してる
っていう子もいますが


不登校になったと同時に
勉強もしなくなる場合が多いと思います。


で、不登校から抜け出して
学校(教室)に戻るようにしようって
大人たちは色々考えますよね。


そして決まったように

「勉強なんて遅れてても大丈夫」
「休んでたんだからできなくて当たり前」
「ちゃんと来ててもできない子だっているんだから」

みたいなことを言うんですよ。


今回、娘も教室に戻ったとしても
勉強がわからないから・・・って
しきりに訴えてたんですけど


「そんなの大丈夫だって♪」

なんですよね。

 

だけど、実際に授業に出れば
特別扱いをしてくれるなんてことは
ほとんどないわけだし

できないことで怒られることだってあるし
色々と困ったことが出てきます。


しかも、前の部分がわからないから
今の授業もわからないけど


授業は不登校児だった子を待ってくれるわけでもなく
遅れたところを勉強し始めても
なかなか追いつけないわけです。


そうすると、また教室に行くのが
嫌になったり、辛くなるのは当たり前なんですよね。

 

それでも先生は

「学校に来ることに意味がある」
「教室に入ることに意味がある」
「授業に参加することに意味がある」

って言います。


「フォローしてあげるから」

とも言ってくれるけど


教室に戻ると、最初だけで
あとは放置っていうか・・・


「クラス全部を見ないといけないし」
「一人だけにかかりきりにはなれないし」

もちろんそうなんだけど


だったら簡単に

「大丈夫」って言わないでほしいんだよね。

 

今回の娘の担任も
娘のことを色々と考えてくれる先生ではあるけど


やっぱり

「教室に入れば大丈夫」
「出来なくて怒るなんてことないでしょ?」

って感じで。


担任の先生は出来なくても怒らないかもしれないけど
怒る先生もいるってことを、知っててほしいし


そういうことで傷ついたり
学校に行けなくなってる子もいるってことを
ちゃんとわかってほしいなと。

 

だから、親は少なくとも
そんな簡単に

「大丈夫だよ」

なんて言わないであげてほしい。

 

それでは、また♪

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