親も子供と一緒に成長していくんです。

ついに、心が折れました


ついに息子の心が折れました(笑)
といっても授業を
さぼったわけではないんですが。


今日は新入生の歓迎会の日でした。
息子の通っているサポート校では
こういったスクールイベントは任意なんです。

そして、スクールイベントの日は
通常の授業がないので
参加しない生徒はお休みになります。


息子は今まで一度もこういった
スクールイベントに参加したことがありません。

1年の時の歓迎される側の時でも
参加しなかったくらいです。


学院祭も去年は娘が見たいと言ったために
顔は出しましたが、
本当に顔を出しただけで

「俺はブラブラしてくるから
 終わったらメールして」

って学校を後にしたくらいですし。


とにかく、こういったイベントが
本当に苦手で。

イベントが苦手というより
たくさんの人がいる場所が苦手というか

知らない人ばっかりの環境や
知らない環境に極度に拒絶反応が(笑)


だから、幼稚園の頃から
クラス替えのたびに大騒ぎしたり
遠足や移動教室系は大嫌いだったし。

 

だけど、今回は息子が
この新入生歓迎会の参加申込書を
提出したって言ってたんです。


今までは、その手のプリントは
ほとんど読むこともなく
破棄していた息子が

自分で申し込んだというので
話を聞いた時はビックリしました。


ただ、申し込みをしたのが
けっこう前だったので

それまで学校自体ちゃんと続いてるかって
いうのもあったので、

私もあまり「期待」しないで
「へぇ~、そうなんだ」くらいで
聞き流す「フリ」をしてたんです。


それでも先週くらいまでは
「たぶん出ると思う」

って独り言のように言ってたんですね。
たぶん、自分に言い聞かせてたんでしょうけど。


昨日の夜くらいから
「やっぱ、ダメかな・・・
 心臓痛くなってきたし」

って言い出して。


正直、私はここまで学校に
通えるようになっただけでも
かなりの進歩だと思っていたので

スクールイベントに出席しなくても
全然OKだって思ってたんです。


で、いつもだったら
「そっかぁ、じゃあ明日は休みだね。
 ママも朝楽だしラッキー♪」

で済ますんですけど


今回は、ちょっと背中を押したんです。


それは、息子がこれからやりたいといっていることの
ためでもあったので。


息子が卒業後にやりたいと言っていることは
基本的に、一人で黙々とできることです。


だけど、全く経験のない世界に飛び込むので
色々な人から勉強しないといけないこともあります。

全く会ったことのない人に、行ったことのない場所で
会わないといけない場面も絶対出てきます。


そういったことを乗り越えるのに
今回の新入生歓迎会は
ひとつのきっかけというか
自信につながるかなと思ったんです。


「あの仕事だって、色んな人に会うし
 何人もの人の前でしゃべらないといけない時もあるし
 『できません』で逃げられないよ。」

「学校なら、基本的に知ってる子や先生がいっぱいいて
 しかも3年生なんだから堂々としてられるじゃん。」


息子も「頑張ってみようかな」
って、前向きになりました。


今朝もしっかりいつもの時間に起きてきて
朝ご飯食べたんです。

 

が・・・・


「やっぱぁ・・・心折れた」


でも、そこからがいつもとはちょっと
違ったんですよねぇ


「心は折れたんだけど・・・
 休むことには変わりないんだけど・・・
 ちょっと言い訳させてくれ」

「いいわけだってことは、わかってる。
 だけど、行かない理由を自分の中で『正当化』させて
 折れた心を治してあげたい」

「これで、完全に心折れるんじゃなく
 次は頑張ろうって気持ちに持っていきたい」


まぁ言い訳や、自分のやったことを正当化するのって
どうなのよって思う部分ではあるんですけど

彼なりの折れた心を治す方法みたいなので
黙って言い訳を聞きました。


こうやって自分で少しでもダメージを小さくして
前に進み続けようってし始めたのは
今までの彼からは想像できないくらいの大進歩です。

 

心が折れて、休んではしまったけど
この休みはすごく意味のある休みのような気がします。


休まれちゃったのに
なんかすごく嬉しい母でした(笑)

 

それでは、また♪

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