子供が頑張れない理由
子供にあれこれ頑張ってほしい
一生懸命努力してほしい
そう願う親って多いと思うんです。
でも、子供はというと・・・
やればできるはずなのに
全くやろうとしない
すぐあきらめる
すぐあきる
言い訳ばっかりしてやろうとしない。
親としてはイライラしますよね。
「なんでうちの子は・・・」
って思っちゃいますよね。
でも、どうして子供が頑張らないか
考えてみたことありますか?
頑張れない子どもの多くは
「成功体験」がすごく少ないんです。
幼稚園児や小学生が勉強を頑張るのって
勉強が楽しいってことより
親に褒めてもらいたい、認めてもらいたい
って気持ちの方が
圧倒的に大きいんですね。
もちろん知らないことに興味を持って
知らないことを知ることを
楽しんでる部分もあります。
できなかったことができるようになる
喜びも大きいです。
それでも、そういったことより
「お母さんに褒めてもらいたい」
「お母さんに喜んでもらいたい」
って気持ちの方が大きいです。
最初は
「よく頑張ったね」
「すごいねぇ」
っていっぱい褒めてもらえた。
いっぱい喜んでもらえた。
それが嬉しくって
一生懸命勉強した。
運動も一生懸命頑張った。
だけど、頑張っても
思うような結果が出なくなる時もある。
その時に、
「なんでこんな点数取ってくるの?」
「なんでこんな成績しか取れないの?」
って怒られた。
それでも最初は頑張れば
なんとかなると思って頑張った。
だけど、頑張ってもどうしようもなかった。
頑張ったのに褒めてもらえない。
認めてもらえない。
それどころか怒られる。
責められる。
親だけじゃなくて、先生も。
そこまでの過程なんて見てくれないで
結果だけで判断してくる。
どうせ頑張っても怒られるんなら
頑張らなくてもいいんじゃない?
一生懸命やっても誰も認めてくれないなら
もうやってられないじゃん。
あんなに頑張って勉強したけど
テストの結果は悪かった。
親も先生も「頑張ってない」
他の子は出来てるんだからって
責めてくる。
一生懸命頑張って走ったけど
負けちゃった。
だけど
「なんであそこでもっと頑張らなかった?」
「お前のせいで負けたんだぞ」
って責められる。
そりゃ、頑張りたくないよね。
怒られるだけだもん。
できてもできなくても
その子の価値は変わらない。
その上で、努力したことだけ
きちんと認めてあげる。
子供だって十分悔しい思いしてるんだから。
親や先生に言われなくっても
すでに悔しいんだから。
せめて親や先生には認めてほしい。
「大丈夫だよ」「頑張ったね」って。
その言葉だけでも
子供は救われるんだから。
子供に頑張ってほしいなら
子供を責めないで、認めてあげないとね。
それでは、また♪