失敗が怖すぎてチャレンジできない
褒めて育てられた子供って
親が先回りして、色々と手を貸してる場合が
多いんですよね。
失敗すると「ダメ」って言わないといけないから
少しでも失敗しないようにとか
うまくいって褒めてあげられるようにとか
考えちゃうんでしょうね。
うまくいって褒めてあげれば
子供も喜ぶし、またやる気になってくれるしって。
なんとなくいいサイクルのように見えて
実は逆なんですよね。
何かにチャレンジすることを極端に怖がっちゃうんですよ。
うまくいかなかったら怒られるかもとか
失敗したらどうしようとか
そんな心配ばっかりしちゃって
やりたいことがあっても
怖いって気持ちの方が先に立っちゃって
チャレンジできないままになってしまう。
それにやりたいって親に言って
「そんなことやりたいなんて・・・」って
言われるのも不安ですしね。
それに、常にやっていいかどうか
親に確認して行動してるので
大丈夫なことしかやってきてないわけです。
ということは、予測できないことは
恐怖以外の何ものでもないし
もし予測してなかったことが起きたときに
どう対応していいのかまったくわからないわけです。
例えば、ダンスが得意な子が
コンテストが開催されるっていうのを知っても
「もしコンテストで順位が良くなかったら・・・」
って思ったら、もう怖くて怖くて
コンテストなんてとんでもないわけです。
上位になって何か特別なレッスンを受けられるとかの
可能性があるにもかかわらず
失敗した時のことばかりが気になってチャレンジできない。
チャレンジしなければ失敗することもないから
怒られることもない
怒られないってことは悪い子じゃないし
お母さんに嫌われることはない
そういう図式が出来上がっちゃってるわけです。
褒めると子供がやる気を起こす
と、よく言われますが
やる気を起こすというより
お母さんに愛されてるという確認ができるから
もっと愛されるようにって頑張ってるだけです。
子供はお母さんに愛されたくて必死なんです。
そんな子供の必死な思いをくみ取ってあげてください。