親も子供と一緒に成長していくんです。

テストが0点でも「問題ないです」

不登校になるきっかけというのは
子供によって色々ですが

我が家の長男が不登校になったきっかけを
お話しようかと思います。

ただ、不登校になったのは中1の2学期からですが
原因は小学校からの様々な問題の積み重ねでした。

なので、小学校時代の息子に起きた様々な
トラブルやアクシデントを何回かに渡って
お話していきたいと思います。

 

今回は小学校1年の時の素敵な担任の先生との
やりとりをお話させていただきます。

 

うちの息子はとにかく人見知りは激しいし
新しい環境に対しての不安が強くって
慣れるまで本当に大変な子供でした。
(いまだにそうなんですけどねw)

たぶん、今だったら「不安症」って診断
されちゃうんじゃないかなってレベルです。

ただ、通っていた幼稚園がそういう息子のことを
丸ごと受け止めてくれて、息子が安心して
幼稚園生活を送れるようにしてくれたおかげで
のびのび子供らしい子供に育っていました。

ただし、あまりに子供らしく育ったために
小学校に上がるまでに、ひらがなの読み書きも
ほとんど出来ないままでした。

そんな状態だから、もちろんお勉強とは無縁でしたし
テストなんて見たこともありませんでした。

 

でも小学校に入ると結構早い段階から
テストがあります。

今の子たちって習い事してない子でも
幼稚園でドリルとかテストを経験してる子が多いので
学校も普通にテストをさせます。

ところがうちの息子は初体験。

問題がわからない以前に何をどうすればいいのかが
わからない状態だったため
見事に0点を取ってきました。

完全白紙だったんです(笑)
名前も書いてません。

でも担任の先生がそれを問題にするわけでもなく
「テストなんてやり方がわからなければ出来ないですよね。
 きちんと伝えてなかったこっちもいけないですし
 やり方さえわかれば、問題ないです」

って対応で、息子にテストの受け方を
丁寧に教えてくれました。

幼稚園の時の先生たちのおかげで
先生に対する信頼っていうのはすごかったので
息子も担任の先生の話を素直に聞いて

テストも出来るようになり
勉強にも興味を持って
勉強に遊びに毎日楽しく過ごせるようになりました。

心配してた勉強も先生のフォローのおかげで
それなりについていけてましたし
何よりも「楽しい」ってキラキラしてました。

うちの息子は3月生まれなんですが
担任の先生が

「この時期の3月生まれの子は本当に大きなハンデを
 背負っています。それだけでも大変なんだから
 大人がきちんと見守ってフォローしてあげることが大事です」

って言ってくれたのにも
親子共々救われていました。

 

色々と不安の多い中スタートした
小学校生活でしたが素敵な担任の先生との出会いで
順調に進むことが出来ました。

関連記事

スポンサードリンク