たかが仕事です。

自分の仕事に責任を持つことは、とても素晴らしいことです。
もっと頑張って、仕事ができるようにって考えることも
とても素晴らしいことだと思います。

だけど、必要以上に自分がボロボロになるまで
頑張りすぎる必要はないです。

自分のキャパを明らかに超えているのに
「出来ないやつと思われたくない」
「断ることが怖い」
といって、何もかも引き受けて無理しすぎていませんか?

そこまで頑張って働いて、心身共にボロボロになったとしても
会社はあなたのこと助けてはくれませんよ。

それでも、そこまで頑張るほど価値のある仕事ですか?

しょせん、仕事は仕事です。
言い方は悪いかもしれないけど
「たかが、仕事」です。

「だって、私以外の人には出来ない仕事だし」
「他にできる人がいないから、私がやるしかないし」

って頑張ってるかもしれません。

だけど、もしあなたが倒れてしまったら
あなたの代わりはきちんと出てきます。

実は私もOL時代に、このような経験をしたことがあります。
それなりに大手のメーカーの営業所で営業事務をしていました。

ただ、営業所自体はとても小さかったので
私は、営業事務以外の仕事も頼まれてたんですね。

有給を1ヶ月以上前に申請してても直前に
「忙しいから取り下げさせてくれ」と言われたこともあります。

それなのに経理の人は、1週間前の申請だったにもかかわらず
私が有給を申請していた日に有給を取っていたり。

ある新事業が始まる時には、
毎日夜中の2時~3時まで仕事をして
朝8時過ぎには出社する毎日が2~3ヶ月続きました。

それでも
「小さい営業所だし、ほかに出来る人がいないから・・・」
って、ひたすら頑張ってたんです。

で、新事業がスタートして落ち着いた頃に
ついに私の体が悲鳴を上げました。

39℃以上の熱が1ヶ月以上続き、原因もわからず
どんどん痩せていくんです。

その時に父親に
「お前は自分が会社を背負っている気になってるかもしれないが
 お前の代わりなんて、いくらでもいるんだぞ。
 でも、お前はお前しかいないんだから、もっと自分を大事にしろ」

って言われたんですね。

実際、最初こそ会社もバタバタしてましたが
すぐに代わりの人が私の仕事を受け継いでいました。

それを聞いて
「ここまでする必要なかったんだ」

って、きっぱり会社を辞めました。

実際、倒れたからと言って、会社が何かしてくれたことは
一切なかったですしね。
何事もなかったように会社は動いています。

今の仕事が大好きで、仕事が生きがいというなら
それはそれでいいことだとは思います。

ただ、「私しかいない」と無理し過ぎているとしたら
ちょっと注意をしたほうがいいです。

たかが仕事です。
あなたの代わりはいくらでもいます。

だけど、あなたの人生には「あなた」しかいません。
代わりはありえないんです。

だから、もっと「あなた」自身を大切にしてあげてください。
あなたの幸せに責任を持ってください。

自分ができる最大限のことをやっていれば
あとは、断って大丈夫です。
自分のことは自分で守らないと・・・

断る勇気も大事ですよ。

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