母親と子供の関係って昔は
息子との関係の方が問題になってました。
特に教育ママとマザコン息子ってやつね。
このテーマを取り上げた
ドラマが大ヒットしたこともあったもんね。
でも最近は、この教育ママとマザコン息子の関係が
問題に上がることって少なくなったでしょ。
代わりに問題になってきてるのが母娘関係。
じゃあ、なんで息子との関係から
娘との関係に問題が移ってきたんだろう?
それは、やっぱり時代の流れなんだろうね。
昔って息子、特に長男は家を継いで
両親の面倒を見る。
その代りに親の家や財産などは
ほぼ長男のものへ。
もちろん、もれなくお墓もついてくる
みたいなね(笑)
だから、母親は大事な長男様のために
必死だったわけよ。
だって、将来は自分たちがこの子の
お世話になるわけだからね。
だから安心してお世話になれるように
「立派な子」に育てないといけなかったわけ。
とにかくいい大学に行ってもらって
一流企業に就職してもらうか
安定の公務員になってもらうかしないと
自分達の老後も安心できないと。
でも、そもそも長男が跡取りとして
大事にされてたのって、家業を
継いでもらうためだったでしょ。
だけど、親も大半がサラリーマンになって
核家族になってきて
家を継ぐってシステムそのものが
崩壊してきたわけじゃん。
特に地方なんかだと
地元には大学も就職先も限定されるって
どんどん都市部に出ていっちゃうわけで。
そうしたら、自分の生活を守るのに必死で
実家に戻ってくることなんて
そうそうないし、現実的じゃないもんね。
それで、もう息子に期待をするのは無理だって、
娘にしがみつくようになったってわけ。
それで親子の問題が息子との関係から
娘との関係になってきたんだよね。
しかも、娘って同性だから
息子より付き合いやすいし、扱いやすい(笑)
老後の面倒だって、息子の場合だと
実際はお嫁さんが見てくれることが多いから
だったら、娘の方が絶対にいいってなるし。
そういったことから、どんどん娘への
執着が強くなってきちゃって
母親に苦しめられる娘が
増えてきちゃったんだよね。
恐るべし、母親の執着(笑)
それでは、また♪