週末に弟が母のお見舞いに行ってきました。
その二日前に主治医から電話があったので
診察というか面談のついでにって感じだったんですけど。
病棟の看護師さんたちは
母が入院してる理由がわからないくらい
しっかりした患者さんらしいです(笑)
主治医も最初の入院の時は
大したことないからすぐに退院してもいいよ
くらいのノリでしたからね。
今回は母の被害妄想のひどさと
こだわりの強さがあまりにもすごいってことで
長期戦で診ていこうってことになってますが
病棟ではいたって
「普通の人」らしいです。
でも、弟が面会に行ったら
1時間半くらい愚痴りまくりだったらしく。
もうね、妄想がすごいっていうか
話がどんどん大きくなってたらしくって。
父に暴力を振るわれたとか
父が食事を抱え込んで母に食べさせなかったとか
こういうことを主治医にも訴えてたんですが
弟にも言ってきたらしいです。
しかも弟にそれを訴えても
父の味方をして助けてくれないとか
まぁ次々と不満や愚痴を
ぶつけてきたらしいんです。
だけど、施設に入るとか
入院を続けるのは嫌らしくって
早く家に帰りたいとw
「先生も私のことバカにしてる。
最後に頼れるのはやっぱり家族」
とか言ってたそうで。
この話聞いて
母ってどんだけ色んなこと
自分だけで抱えてきたんだろうって
思っちゃいました。
最初は小さな我慢だったかもしれない。
「私がちょっと我慢すれば済む話」
って我慢してたんだと思う。
だけど、それが何年も何十年も
積み重なって耐えられなくなったんだろうね。
でも、母は
「ちょっと我慢すれば報われる」
って思って耐えてたんだと思う。
結局、我慢しても報われないんだよね。
周りにはわからないんだもん。
ひとこと
「できない」とか
「助けて」とか
言ってくれれば何とかなったのに。
自分で抱えて、なんとか丸く収めようと
あれこれ小細工し続けて
どうしようもなくなった時には
だれも助けられない状態に
なっちゃって。
「ちょっと我慢すれば・・・」
報われると思ってるんなら
やめた方がいいよ。
その我慢、報われないから。
その時、ちょっと怒られるかもしれない。
ちょっと、非難されるかもしれない。
だけど、ちゃんと助けてくれるし
解決してくれるから
「助けて」「できない」
って素直に言っちゃおうよ。
ムリなものは「ムリ」って言っちゃおうよ。
報われない我慢して
取り返しがつかなくなるより
そのほうがずっと楽だから。
それでは、また♪