「同期なのに、あの人みたいに仕事が出来なくて私はダメだ」
「どんなに頑張っても、あの子みたいにいい成績が取れない」
って、いわゆる劣等感を持ってる人いますよね?
劣等感って、別に自分が相手より劣っているわけではないんです。
ただ、自分の中で「相手より劣っている」と感じているだけなんです。
それは、自分自身が勝手にその人と比較してるから
起きてしまう感情です。
そして劣等感を持ちやすい人は
「優越感」も持ちやすいです。
常に自分と誰かを比較して
「あの人は私より優れている」
「あの人は私より劣っている」
と、勝手にランク分けをしてしまいます。
そして、自分より上の人には
顔色をうかがったり、ゴマをすってみたり・・・
逆に自分より下だと思った相手には
威張ってみたり、見下したり・・・
自分そのものに自信が持てないから
周りと比較して、ランク分けして
自分の価値を判断しようとしてしまいます。
下手をすると、自分自身のことを比較するのではなく
ご主人の収入を比較したり、子供の成績や学校を比較したり。
自分以外のことでランク分けしてしまっている人もいます。
人と比べるから、劣等感や優越感を持つわけです。
だったら、人と比べなければいいんです。
自分の価値なんて、自分で決めればいいんです。
誰が何と言おうが、どう思おうが
あなたはあなただし、あなたが「すごい!」「素敵!」って
思えていれば、何の問題もないはずです。
あなたが比べる相手は
周りの人ではなく、「自分自身」です。
昨日の自分より、少しは成長したか?
昨日の自分より、幸せなことはあったか?
今日の自分より、明日はもっと前に進めるか?
今日の自分より、明日は素敵なこと見つけられるか?
自分に自信が持てなくても
無理してすぐに自信を持つ必要はないです。
自信が持てなくても、自分を大切に扱ってあげてください。
「今日はどうせ一人だし・・・」といって
ご飯を抜いたり、適当に済ませるのではなく
あなた自身が喜ぶご飯を、あなたが作ってあげたり。
自分のために丁寧にコーヒーを淹れてあげて
お気に入りのカップで、ゆっくりお茶を楽しんだり。
そうやって自分自身を大切に扱うことで
自分のことが好きになり、自分のことが見えてきます。
自分を大切にすることで
自分の小さな変化も見えてきます。
「昨日より頑張れた」
「昨日より自分らしく過ごせた」
このような小さな積み重ねが
自信につながっていきます。
自分に自信が持てたり
自分の価値を自分で認められるようになれば
誰かと比べる必要もなくなり
劣等感や優越感とは無縁になれます。
あなたが比べる相手は周りのだけかではなく
あなた自身だってことを、忘れないでください。