自分らしく生きることは悪いことではない

周りの人の目ばかりを気にして生きてきた人って
誰かと一緒にいる時間がすごく苦痛に感じていることが
とても多いです。

「この人は自分のことどう思ってるのか?」
「こんなことしちゃったら怒られるんじゃないか?」
「こんなこと言ったらバカにされるかも」
「こういうことしたら嫌われるに決まってる」

って、とにかく一緒にいる人が自分のことを
どう思っているのか、どう見てるのかということが
気になって気になって

一緒にいるのが楽しいどころか、窮屈だ、息苦しいと
感じてしまって、とにかく早くここから去りたいとまで
考えてしまうこともあります。

 

だからって、こういう人たちだって
「もっと自由に生きたい」
「もっと自分らしく生きたい」
って強く思っているんですよね。

たぶん毎日楽しいって過ごしている人より
そういうったことを毎日強く考えているはずです。

 

ここまで強く願っているのに
なんでその逆になってしまうのか・・・

自分を大事にしようとか
自由にしようとか
自分らしくしようということに

すごい罪悪感を持っているんです。

それは、子供の頃から
自分らしくしようと思って取った行動を
拒否されたり、否定されたり、思い切り叱られたり。

自分らしくしたいと思って動いた結果
ものすごい恐怖と、心や体に激しい痛みや傷を
受けてしまったために

そのような行動をとると、また怖い目に合う
痛い目に合うという恐怖が蘇ってしまうのです。

 

だけど本人は、そのことに
気が付いてないことの方が多いです。

だって、子供の頃からそれが「普通」だったわけですから。

自分らしく生きることはいけない
周りの人の目を気にしないといけない

っていうのを小さい頃から植え付けられてきてるんですから
それが「普通」だったわけだし、
それ以外のことを知らないわけです。

だから自分らしく生きると言っても
どうしたらいいのか、

自分がやってることの何がおかしいのか
なかなか気づくことができません。

だけど、そこに気づいて
リセットしないと苦しいまま変わることができません。

 

何か不満があるわけじゃないけど
職場にいても居心地が悪いとか
自分の家なのに居場所がないと感じるとか
友達といても楽しいと感じられない

と漠然としたモヤモヤがある時は

さっき話したような
「自分らしく生きる」ことに
ダメ出しをされてこなかったか?

拒否されたり否定されたりして
傷ついてきてなかったかって
振り返ってみてください。

 

そこに気づけば、自分らしく生きるための
第一歩が踏み出せるはずです。

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