学校なんかより命の方が大事でしょ
9月になって本格的に2学期が
スタートしましたが
同時に子供の自殺のニュースが
たくさん流れたり
SNSでは家出をしてしまった子供を
探しているというような投稿が
たくさん流れています。
そして、親は
「子供がここまで学校に行きたくないって
悩んでいたことに気づきませんでした。」
「学校を休むのは良くないことと
無理やり学校に行かせてたことを
後悔しています。」
というようなことを口にしています。
今はいじめがわかったりすると
学校に行かせないって対応を取ることが
増えてきたけど
特にイジメにあってるわけじゃない
友達もたくさんいる
別に勉強ができないわけじゃない
というように特に「問題」が
ないように見える子が
「学校休みたい」
「学校行きたくない」
っていうのは、なかなか認めてもらえないです。
だけど、問題がないように見えても
そう見えるだけで、子供の心の中では
どうしても我慢できないことがあるんです。
でもね、それを口にしても
なかなか理解してくれないわけ。
「そのくらいのことで・・・」って言われたり
「そのくらい我慢しなさい」って言われたり
「単なるわがままでしょ」って言われたり
そして
学校は「行かないといけない」ところ
ということだけ強調され
逃げ場を失っていく。
いじめだけが学校に行きたくない理由じゃない
勉強ができないことだけが学校に行けない理由じゃない
友達がいっぱいいても
勉強ができても
みんなの中心にいるような子でも
学校に行きたくないって思うことだってある。
中には、どうして学校に行きたくないのか
自分自身の気持ちが整理できない子もいる。
それでも、学校に行きたくない。
だけど、それはわがままなことだから
それはいけないことだから・・・
学校に行かないといけない。
って、誰にも相談できずに
ギリギリまで頑張っちゃうんだよね。
自分で出来る限りのSOSは出したけど
誰にも拾ってもらえないから
一人で抱えて頑張り続ける。
そして、突然その「頑張り」が
プチッと切れちゃうんだよね。
これが学校に行けなくなるだけなら
まだいいと思うんだよ。
家から出れないだけなら
いいと思うんだよ。
だけど、自分を消してしまうしかないって
思っちゃったら・・・
学校に行きたくないって理由が
親や先生には理解できないことも
あるかもしれない。
それでも、ひとまず
「そっかぁ、じゃあ今はゆっくり休もう」
って受け止めてあげればいいんだと思う。
理解できなくても受け止めてあげる。
「休んでいいんだ」
「家にいていいんだ」
「ここに居場所があるんだ」
って安心できれば
自分自身を消したいって思うことはないから。
学校に行かなくなって
「もう終わりだ」なんてことないんだから。
学校に行かないことなんて
そんなに大した問題じゃないから。
学校に行くことが
命より大事なんてことありえないでしょ。
学校なんて休んだっていい
学校なんて行かなくたって大丈夫
とりあえず、ゆっくり休めばいいじゃん
子供の居場所作ってあげてください。
それでは、また♪