親も子供と一緒に成長していくんです。

「あの人って嘘くさいんだよね」

うちの娘、週に一回 相談室には通っていますが 相談室に入ってから出るまでの約45分 一言も口を開きません。 正確には、「相談員」に 一言もしゃべりません。 何か聞かれても、首すら振りません。 目も合わせません。 最初から 「あの人、あんまり好きじゃないんだよね」 「あの人、苦手なタイプなんだよね」 って言ってたので そのままにしているんですが 昨日、相談室の帰りに、娘がボソッと 「あの人って、嘘くさいんだよね」 って言ったんです。 なぁんとなく言いたいことは わかっちゃったんだけど 「どういうこと?」 ってあえて聞いてみました。 「だってさ、『ちぃちゃんの気持ちが一番』とか言いながら  すぐに『どう?』『どうしたい?』って・・・  そもそも、ちぃはあの人としゃべりたくないわけだし。  そこから間違ってる」 「ママと学校のやり方がおかしいとかって話してるけど  あれだってママに合わせてるだけで。  そのあとに、ちぃに言うことは違うじゃん。」 「結局、マニュアル通りにやって  こっちの気持ちとか関係ないくせに  『あなたの気持ちわかってます』みたいな。  何もわかってないくせに」 「ちぃが1年の時の担任と副担が嫌いって言った時も  あの先生たちは嫌ってる子が多かったから  『そうだよねぇ、あの先生じゃねぇ』って言ってたけど  今の担任とは、仲良いから『あの先生なら大丈夫』って  意味わかんないし」 「結局さぁ、ご機嫌取りだけして  それで、何とかしようとしてるのが  ミエミエなんだよね」 かなーーーり、きついこと言ってますが(笑) だけど、子供ってすごく敏感です。 大人が表面上いくら綺麗なこと言っても その内側の「本当」の部分しっかり見抜いてます。 相談員もわざとそんなことしてるわけじゃ ないと思いますよ。 教室に入れない子たちや 先生に心を開けないでいる子たちに 少しでもいい方向に進んでほしいって 真剣に考えてくれてるんだと思います。 だけど、優しい言葉をかければいいってもんでもないし なんでも「そうだよね」って言えばいいってもんでもないし 「こういうのが好き」って言ったからって 何もかも合わせてくれる必要はないわけで。 何でもかんでも 褒めてほしいわけでもないしね。 中には、褒めてほしいって子もいるだろうし 自分の好きを共有してほしいって子もいるだろうし 優しい言葉に飢えてる子もいるとは思います。 だからって、全部が全部 そういう子なわけじゃないし 一人ひとり、抱えてることも 学校が嫌になった理由も違うわけで。 みんな同じように接してても やっぱりうまくいなかいし 子供だってしっかり見抜いてるわけで。 特にそういうことに敏感な 子供たちばっかりなんだしね。 でも、学校ってやっぱり 色々としがらみもあるし 難しいんだろうな。 学校の相談員って大変だなぁって 最近つくづく感じるようになりました。 それでは、また♪

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