五月病って・・・
そろそろゴールデンウィークに突入ですね。
子供たちも休みが増えてワクワク状態かと(笑)
ただ、このゴールデンウィークが終ると
魔の「五月病」というのが出てくることも。
毎年、この時期になるとネットでも
五月病の話題が出てきます。
五月病って怠けてるだけって
思われがちなんですけど
そうでもないんですよねぇ。
4月って、子供だけじゃなく
大人だって、新しい環境になることが多くって
それに慣れるために必死じゃないですか。
自分の心がどうのとか体がどうのって
考える余裕もないくらい
必死に新しい環境に慣れようとしています。
そして、なんとか慣れ始めたころに
このゴールデンウィークがやってくるわけです。
今まで必死に頑張り続けてたのが
ピタッとストップしてしまった時に
色々と考えてしまうわけですよ。
流れにうまく乗れちゃってる子供は
その後も楽しく過ごすことができるけど
「何かが違う」って感じてしまったり
「あそこにいるのが辛かった」って思ってしまったり。
自分を振り返る余裕が出ることで
今まで抑えてた気持ちが湧きだしてくるんです。
それを「怠けてるだけ」で
片付けてしまってはダメですよね。
だって、怠けてるわけじゃないんだもん。
今まで必死に頑張ってきたんだもん。
だけどふと立ち止まった時に
自分が無理してたことに気付いちゃったんだもん。
じゃあ、親はそういう子供にどう接すればいいのか?
とにかく学校に行くように促せばいいのか?
黙って休ませればいいのか?
これはねぇ
ケースバイケースっていうか
子供の状況によっても違ってくるんですよね。
本当にしんどいのに無理して行かせても
かえって状況は悪化していくし
軽く背中を押してあげることで
上手く乗り越えられる子もいるし。
ただ、どんな場合でも
「しんどい」という気持ちを
きちんと受け止めてあげることが大事だと思います。
「何言ってるの?みんな大変なんだよ」
って突き放すんじゃなくて
「そっかぁ。しんどいかぁ。
新しい環境だしね。辛いよね」
ってきちんと受け止めてあげてください。
そして、本当に辛かったら
我慢しすぎなくてもいいってことを
伝えてあげてください。
学校だけが自分の居場所じゃないってことも
教えてあげてください。
どんな状態でも、お母さんはあなたのこと大好きだよって
抱きしめてあげてください。
あとは、子供がどうするか見守ってあげてください。
子供の出した結果に
一緒に寄り添って、向き合ってあげてください。
五月病って子どもの本当の気持ちが
出てくるだけなんだと思います。
それでは、また♪