親も子供と一緒に成長していくんです。

「生徒としての義務」にブチ切れた息子


久々に息子が学校というか
先生に対して怒って
私に文句をぶちまけてました。


息子が通っている学校は
サポート校なので

中学まで色々な問題や悩みを
抱えてきた子が多いです。
(転校生は前の学校でって場合も)


サポート校も今は本当にたくさんあるので
学校によって方針とかも
全然違ったりもするのですが


息子の通っている学校は

とにかく今まで負った傷や
トラウマから抜け出して

自分のペースで学校生活を
楽しめるように

そして、自分に自信を持てるようにしたり
自分らしく生きていけるように
というようなことを一番大事にしています。


もちろん学校ですから
卒業するための単位というものはあります。


だけど、それもその子に合わせて
先生たちが一生懸命サポートしてくださり
卒業できるようにしてくれます。


でね、そういう子たちが集まる学校なので
単位を取るということと年に1度のスクーリング以外は
その子の気持ちや状態を最優先してくれるんです。


まずは学校に顔を出せればいいとか
次はちょっとでも教室に入れればいいとか

その子のペースに合わせて
その子が無理しすぎずに
前に進めるようにしてくれるんですね。


そういったサポートのおかげで
息子も3年生になった今年は
学校を休まず通えるようになりました。

入学前から息子のことを知っている
先生たちも息子の成長ぶりには

「いまだに信じられない」
と驚きながら、すごく喜んでくれています。


ところが、昨日ある授業で、
その授業の担当の先生が

近々行われる体育祭というか
スポーツイベントに
参加しないヤツは・・・

みたいなことを言い出したらしいんです。


この学校は午後の選択授業も
本人が参加したいものだけ出ればいいし
出たくなければ出なくていい

今回の体育祭や学園祭などの
スクールイベントなども
参加したい子が参加すればいい


って感じで、選択授業にしろ
スクールイベントにしろ
参加したい子だけが申し込めばいいようになっています。


で、選択授業を受けない子は
午前中だけで終わりだし

スクールイベントに参加しない子は
授業はないので休校となるわけです。


うちの息子は授業こそ
やっと毎日出れるようになりましたが

こういったスクールイベントは
まだ参加するだけの勇気というかは
ないようで

担任にも
「今回のは出欠カードだから
 不参加って紙だけは出してね」

って言われたので
欠席の用紙を出したんですよね。


代わりに来月にある学園祭は
自分で何かやるとかはないけど
顔は出すって約束したらしいんです。


そしたらね、それを知った
昨日の授業の先生が

「○○校生として、体育祭に出るのは
 当然の義務じゃないのか?」

とか言い出したらしく

「この学校では希望者だけでいいから
 間違ってることをしてるとは言わないけど

 正しいとか間違ってるとかより
 いいことなのか悪いことなのか?

 ということの問題で
 参加しない生徒は間違ってないか?」

と持論を熱く語っていたようでw


この先生としては、単位を取ることだけじゃなく
こういったイベントに参加して
もっと学校生活を充実させてほしいとかあるんだろうけど


みんな自分たちのペースで
できることから頑張ってるんだよね。


3年生の中にだって
いまだに学校になかなか来れない子も
いるわけだし

やっぱり無理なものはムリなわけで。


しかも、この学校は
そういうものに参加するのは
強制じゃないわけで。


楽しめる子、楽しみにしてる子は
思いきり楽しめって
スタンスだからね。


無理な子はそのことで
また無理して辛い思いしなくていいよ
って方針だし。


「この先生、俺らのこと
 ぜんぜんわかってない。

 自分の主張ばっかりしやがって
 自分が正しくって、俺らが間違ってるって
 決めつけやがって。

 中学までの先生と一緒じゃん。
 この学校にはこういう先生いないと思ってたのに」


って怒り爆発w


どの学校にもこういう先生はいるんだけどね。

この学校に入って、担任は自分で選べるようになったし
自分が心を開ける先生たちとだけ
接すればよくなってたから

久々にこういう先生に会って
思いっきり反応しちゃったんだろうけど(笑)

 

だけど、今回の先生の話そのものは
横に置いておいたとしても

そういうことに対して
自分の気持ちとかをきちんと
吐きだせるようになってることが

親としてはすごい進歩だなって
嬉しく思いながら
真剣に聞いてしまいました。


息子は
「俺が真剣に言ってるのに
 何にやけてるんだよ」

って、またキレそうになってたけどw


だって、自分の気持ちとか考えを
抑え込まずに、しっかり言ってきてくれるのが
すごく嬉しかったんだもん(笑)

 

それでは、また♪

関連記事

スポンサードリンク