親も子供と一緒に成長していくんです。

学校で「勉強」するより・・・


娘は不登校になってから
前から興味があったお菓子作りを
頻繁に楽しむようになりました。


そして出来上がったお菓子は
家族みんなでおいしく頂くわけですが
(作る回数が増えると体重も・・・w)


先日は、ロールケーキを
作っていました。


ある程度の道具や材料は揃っているんですが
オーブンも年季ものだし、焼きグセとかもあるので
なかなか一発で・・・というわけにはいかなくって(笑)


ロールケーキも焼き上がった時は
メチャメチャきれいだったんですけど
底はちょっぴり焦げてて、

そっちが表面になってしまったので
見た目がちょっと残念だったわけです。


それと思いのほか、ふっくら焼けてしまって
超分厚い「ちくわ」みたいに(笑)


それでも、スポンジもカスタードクリームも
味は最高で、ダンナさんも息子も
「コンビニのロールケーキより全然おいしい」
って絶賛してました。

 

で、前振りが長過ぎましたが・・・w

その時の、娘とダンナさんの会話が
印象的だったので。


ダンナさんは調理師免許を持っていて
独身の頃は結婚式場の料理とか
有名ケーキ店でのパティシエとかやってました。


そんなダンナさんが娘にあれこれ
アドバイスをしてて

「ここは〇〇だったんなら、今度は○○してみれば?」
「お菓子作りなんて、実践と失敗の繰り返しだから」
「とにかく作り続けてれば成長するよ」

っていうようなことを、色々言ってたんですね。


娘の色々ある「やりたいこと」の1つに
パティシエがあるのも知ってるダンナさんは

「とにかく体で覚えていくのが大事」

って娘に伝えたら、娘は

「でも、パティシエになるならちゃんと学校に行かないとでしょ?」
って答えたんですよね。


「ちゃんと勉強して基礎身につけないと
 ちゃんとしたパティシエにはなれないよね?」
って。


そしたらダンナさんが

「学校でいくら道具の使い方を勉強しても
 お菓子の歴史とか料理の歴史を勉強したり
 お菓子作りの「基礎」を勉強しても
 
 実際に自分が作って、失敗して経験してかないと
 何の意味もないよ。」

「パパは調理師学校に行って調理師免許を取ったけど
 料理を本当に勉強したのは現場で働くようになってから」

「学校に行って知識ばっかり詰め込むくらいなら
 その時間、何回もお菓子作ったり、料理作ったりした方が
 よっぽど成長するよ」

「その上で、自分に足りないものが見えてきたら
 その勉強をすればいいよ」

「資格を持ってても、お菓子や料理が上手になるわけじゃない。
 資格より、どれだけ作ったかのほうが大事だぞ」

 

そうそうそう!
ダンナさん、たまにはいいこと言うじゃん(笑)


何かやりたいことがあると
「そのためにはまず勉強しないと」
って考えがちだけど


勉強って、机の上で教科書開いて
知識を詰め込むだけじゃないんだよね。


実際、知識を身につけるより
経験の方がよっぽど役に立つし(笑)


親が学校に行くより、経験しろっていう家庭も
なかなか少ないとは思うけど(笑)


経験することで自分にとって
本当に必要なことも見えてくるからね。


学校や「勉強」より
大事なことっていっぱいあるよね。

 

それでは、また♪

 

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