縄跳び飛べないと怒られないといけないの?
ちぃが小6のある日。
「ねぇママ、一生懸命縄跳びの練習して
それでも飛べないのって、怒られないといけないこと?」
ってボソっと私に聞いてきました。
「なに?ちぃ縄跳びできなかったっけ?」
「違う、違う。
今さぁ、学校の大縄大会の練習してるんだけど
一生懸命頑張ってるんだけど、どうしても
引っかかっちゃう子がいるんだよねぇ」
「ほほぉ~~」
「でね、たしかにその子のせいで、よく失敗しちゃうし
そのせいで記録伸びなかったりするんだけど・・・
だけど、一生懸命頑張ってて、みんなも別に責めたりしないんだけど
先生だけが、すんごい怒るんだよね」
「先生はなんて怒るの?」
「『〇〇が失敗するから、記録が伸びないだろ
これじゃ、優勝なんてできないぞ』って」
「先生は優勝したいわけね」
「まぁ、みんな優勝できればうれしいのは嬉しいけど
でもさ、どうしても飛べないのは仕方ないよね。」
「そうだねぇ」
「みんな、苦手なことあるじゃん。
頑張ってもどうしてもできないこと
責められて、怒られたら、嫌になるじゃんねぇ」
「たしかにね」
「ちぃも、頑張ったけどどうしてもできないことあって
先生に怒られたんだけど、納得いかないんだよね。
やってないなら仕方ないけどさ。
こういうのが続くから、先生嫌いになるし
学校嫌いになるんだよねぇ」
こんな会話が続いて、ふっと思ったんだけど
学校って、みんなと同じようにできないと
なぜか怒られるんだよね。
だけど、それぞれ得意なこと苦手なことは違うし
好きなことも嫌いなことも違うわけで。
苦手なことでも、苦手なりに頑張ってれば
それでいいじゃん。
それより好きなこととか得意なことを
どんどん伸ばせるようにしてあげたほうが
子供のこれからの人生にとって
全然いいと思うんだけど。
出来ないことばっかり責められて
何が何でもできるようにさせらればっかりじゃ
得意なこととか好きなことを頑張る時間も
なくなっちゃうし
どんどん自分に自信が持てなくなるだけだよね。
出来ないことがあっても、得意なことや
好きなことがどんどん成長していった方が
よっぽど自信が持てると思うんだけど。
学校って、すごく不思議な場所だなって思う。