親も子供と一緒に成長していくんです。

いじめって友達からだけじゃないんだよね

不登校の原因が「いじめ」である場合が多いのは
もちろんのことなんですけど

その「いじめ」の相手が友達とは限らないって
理解していますか?

 

うちの息子は、中1の2学期から
不登校になりましたが

まぁ原因は、色々と複雑だったんですね。
そして、その中の一つに過去のいじめが
入っていたって感じなんですけど

その過去のいじめっていうのが
小2の時の担任から受けたものだったわけです。

先生の思う通りに勉強についていけないこととか
先生の思う通りに動かない息子に対して
とにかく苛立っていたらしい担任は

他のクラスメートの前で
息子をバカにするようなことを
口にしてたことはなんとなく知っていました。

だけど、それだけじゃなく
給食のおかわりをさせないとか
一人だけ居残りさせて

解けるはずもないような問題を
プリントにしてやらせたりとか

そして、最後には
「この子は先生の言うことを聞かない
 悪い子だから、みんなも気を付けてください」

とクラスメートに言い出して。

小2ですからね。

子供達だって先生がそう言うんなら
「悪い子」だし、先生もいじわるしてるんだから
自分たちもしていいのかも

って思うじゃないですか。

小2くらいのいじめというのは
そんなに根深いものでもないので
友達に「いじめ」られたこと自体は
息子もそれほど引きずってはいなかったですし

ここで不登校になるようなことは
一切ありませんでした。

むしろ、先生に怒られないようにって
一生懸命勉強したりしてたわけです。

だけど、「大人」からこういうこと
されちゃったわけですからね。

本当なら自分を守ってくれるはずの
大人が自分を攻撃してくるわけです。

この傷はそう簡単には消えません。

しかもやっかいなことに
このことを伝えたくても、
誰に伝えていいかわからないわけです。

友達にいじめられれば
先生や親に言えばいい。

だけど、その先生にいじめられてたら・・・

親に言えばいいと思うかもしれませんが
子供にしてみたら、

「いじめられてる」と
思っていないというか

そう思いたくないって気持ちが強いから
なかなか言えないで過ぎてしまいます。

先生がいじめてるというのは
なかなか表には出てきません。

たぶん友達にいじめられてるより
出てこないことだと思います。

だけど、残念ながら
そういうこともあるということです。

生徒に人気の「いい先生」だからって
その子にとって「いい先生」とも限りません。

もし、子供が何らかの形で
SOSを出してきたら、きちんと受け止めてあげてください。

 

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