親も子供と一緒に成長していくんです。

不登校の理由を無理矢理作って逃げようとしてませんか?


子どもが不登校になると、周りから
色々なことを言われます。

「育て方が悪かったんじゃないか?」
「家庭環境に問題があったんじゃないか?」

「厳しすぎたんじゃないか?」
「甘やかしすぎたんじゃないか?」

もうね、雑音がすごいのなんのって。


そして、不登校になった子どもは

「甘えてるんじゃないか?」
「怠けてるだけじゃないか?」
「弱すぎるんじゃないか?」

って、責められます。


で、不登校児や不登校児の親に
このようなことを言ってくる学校は

「先生としての度量がないんじゃないか?」
「先生の対応が悪いんじゃないか?」
「先生の指導そのものが間違っていたんじゃないか?」

って周りの先生だったり、教育委員会だったり
保護者達から責められます。


不登校になった途端、周りは無責任に
好き放題言ってきて

心配してる風な態度を取ながら
責め続けてきます。


不登校になるということそのものでも
色々と苦しんでることが多いのに

それに追い打ちをかけて
しんどい思いをさせられます。


そうすると・・・

だんだん「逃げ場」を探すようになるんです。


この子の不登校は、仕方ないんです!
私(僕)の不登校は、仕方ないんです!
この生徒の不登校は、仕方ないんです!


自分達が責められない「理由」を探し出す。
これが「病気」だったりします。


病気といっても、身体的にどうのということではなく
心っていうか精神的にちょっと具合が悪いみたいな・・・

もしくは「発達障害」という障害だから
しかたないよねぇというのも。


学校に行けないのは、何か精神的に病んでいるからかもしれない。
学校に行けないのは、発達障害があるからかもしれない。


そうやって、病院の扉をくぐって
「病名」をいただいてくる。


そして、薬をいっぱいもらって
「病気なんだから仕方ない」
「病気なんだから誰も悪くない」

って、自分達が責められないようにする。


その時は親も先生も楽かもしれない。
子供自身も、周りから「仕方ないよね」って言われて
ホッとできるかもしれない。


だけど、今度はその病気のせいで
特別な目で見られたり
周りから遠ざけられてしまったり。


その悪循環で、本当に病気になってしまったり
動けなくなってしまう子供も少なくありません。

 

我が家も息子が不登校になった時は

「心療内科に行ってください」
「カウンセリングを受けてください」

って散々言われました。


「心の病気も放っておくと大変です」
「病気ならきちんと治療をしないと・・・」
「しっかり治療すれば、学校にも戻れるはずだし・・・」

って散々言われました。


たぶんあの時の状態で病院に連れて行ってたら
間違いなく「病名」がついていたと思います。

もしかしたら、新しい環境や
知らない人、知らない場所に対する不安感が
他の子よりちょっと強いことで

「不安症」などの「障害」と
結び付けられていたかもしれません。


だけど、あえて全部無視して
そのまま不登校を貫きました。


だって、もし病気だとしても
その根本を見つけてもらえなければ
いつまでたっても良くならないと思ったから。

その症状に対してだけ薬をもらっても
意味がないと思ったから。


もちろん、生活に著しく支障をきたすとか
命に関わるくらい大変な症状の時は
きちんと専門家の指示に従って投薬も必要です。


だけど、何でもかんでも
「病気だから仕方ないじゃん」では
何の解決にもならないから。


解決しないどころか、逆にどんどん
苦しくなってくるから。


だったら、誰に何を言われようと
堂々と不登校でいればいい。


別に理由がなくたって関係ないし。
不登校って別に「悪い」ことじゃないんだから。

 

それでは、また♪

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