親も子供と一緒に成長していくんです。

今「起こっている」問題だけが不登校の原因じゃないこともある

不登校の原因は、「いじめ」だけではないと言いましたが
その「いじめ」も今起こっているものだけが
原因になるわけではありません。

「え?どういうこと?」

って、思うかもしれませんが

不登校になってしまう時って
色々な問題が絡み合って
どうしようもなくなってしまったって
いう場合が多いので

「いじめ」が原因の一つに入ってたとしても
ずいぶん前のいじめを引きずっているってことも
あったりします。

だから、不登校になった当初は
「いじめ」のことを、忘れてしまっていることさえあります。

忘れてるっていうより
もう「なかったこと」にしてたって感じかな。

で、他の問題とか悩みとかが重なって
不登校になってしまったけど

実は根っこの一つに
過去のいじめもあったってことに
あとから気づくことになったり。

 

だから不登校になった時に本人が
「これが原因かも・・・」

って言ったとしても
それは原因の一つでしかないってことも
よくあることです。

なのに、その一つだけ解決して
「問題なくなったから大丈夫だよね?」

ってなっても
学校に戻れないってことが多いです。

不登校の原因って
そのくらい色々なことが
絡み合っちゃってるんですよ。

なので、表面の問題だけ見つけて
それだけ解決しても
何の解決にもならないんです。

 

不登校になっちゃったら
親の方も腹を括って
ゆっくり絡み合った紐を
といていくくらいの気持ちを持たないと。

焦って原因を追究しても
いいことなんて何もないですからね。

ゆっくり、時間をかけて
腹の底に溜め込んじゃってるものまで
出させてあげてください。

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