親も子供と一緒に成長していくんです。

相談室の使い方


相談室やスクールカウンセラーって
意味ないなら、通わせても仕方ないよね?
って思う親も多いかと思いますが。


そこで問題を解決してもらおうと思っちゃえば
期待通りにならないことの方が多いかもしれませんが
通うことに意味がないというわけでもありません。


とりあえず「登校」できるっていうのが
一番大きいですよね。


教室に入るのは無理
保健室も、他の生徒がいるから厳しい


だけど相談室だったりカウンセリングなら
他の生徒との接触はほとんどない状態で
学校に行くことができます。

 

登校することが本当にしんどい間は
無理に登校させないほうがいいけど

ある程度落ち着いてくると
本人もなんとなく学校のこととか
これから先のことが気になってきます。


だからといって、いきなり教室に戻るのは
相当きついことなんですよね。


ということで活用したいのが
相談室だったりカウンセリングです。

 

学校によって利用方法が異なるとは思いますが
相談室って普通の生徒は休み時間や放課後に
利用するようになっていると思います。

午前中は不登校児くらいしかいません。


しかも、利用時間が授業が始まってからということが多いので
登校するのも、他の生徒に会わずに済みます。

下校に関しても、この辺は学校によってですが
基本的に午前中だけいればいいっていう感じなので
給食やお弁当の時間前に下校できます。


そうすると、他の生徒に会うことなく
登下校できるんですね。


相談室にいる他の生徒は
ほとんどが不登校児なので
同じような悩みを抱えている「仲間」です。


しかも、みんな理由はそれぞれでも
同じような悩みを抱えているので
教室に通うよりずっと気が楽です。

 

相談室やカウンセリングに通うことで
家にずっと引きこもらないで
少しでも生活リズムが出来ます。


遅刻早退扱いになっても
出席にはなりますしね。


それに、定期的に担任の先生などが
顔出ししてくれたり、メッセージを残してくれることで
今やるべき勉強などもある程度分かります。

先生によっては、プリントを作ってくれたり
課題を出してくれたりするので
勉強の遅れも最低限で済みます。

場合によっては、その指針で自分なりに
家庭学習ができて、勉強の遅れの心配も
なくなりますよね。

 

家に引きこもって家族以外の接触がないと
いざ、学校に戻りたいと思っても
なかなか戻るのが難しいです。


だけど、こういう形で少しでも
外との接点や学校との接点を持ち続けておけば
少しずつでも戻ることができます。

子供によっては、あっけなく教室に戻れることもあります。


相談室は、決して無理強いをしないので
子供のペースで過ごすことができます。

そこから少しずつでも何か進めれば・・・


親にとっても、ほんの少しでも
子供と離れる時間があることで
心に余裕が出てくると思います。


相談室は相談するためだけに活用するのではなく
こういった使い方もありだと思いますよ。

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