親も子供と一緒に成長していくんです。

子供「将来のために」という前に


不登校の原因っていうと
いじめだったり、先生との相性だったり
そういったことを思い浮かべることが
多いかと思います。


中には家族の問題っていうのもあるけど
そういった原因とは全然別のところで
不登校になる場合もあるわけです。


学校の勉強がなんの役に立つのか?

こういった理由で勉強をする意味を
見いだせなくって、
不登校になる場合もあるんです。


こういう話をすると
「それって勉強が苦手な子でしょ?」
って思われがちなんですが


いわゆる優等生の子でも
そういうことを考えて
学校に行く「意味」がわからなくなって
不登校になることもあります。

 

親というか、大人は

「将来のためでしょ」
「いい学校に行って、いい会社に進学するために」
「幸せな人生を歩むためには・・・」

みたいなこと言いますよね。


だけど、実際に大人になった自分たちが
中学生や高校生の頃の勉強が
直接どれだけ役に立ってるのか?


一生懸命勉強を頑張って
いい学校に行けたとして
今、幸せな人生を送れているのか?


子供にしてみれば「???」
だらけなんですよね。


実際に役に立つことだったら
わからないことを聞いても
親がしっかり教えてくれるはずなのに

「そんなの昔の話で忘れたわよ」

って答えが返ってくる。


ということは、実際に役に立ってないってことだよね?
って思ったって不思議じゃないし。


それに、一生懸命勉強して
いい学校に行ったとしても
必ずしも「いい会社」に就職できる
時代じゃないしね


親を見てても、とてもじゃないけど
幸せだと感じられなかったり・・・


給料が減ったとか、ヘタすればリストラにあいそうとか
リストラされちゃったとか。


こんなのばっかり見てたら
学校の勉強を一生懸命しても
幸せになれるの?

って考えたって無理ないよね。


それを頭ごなしに
「勉強しないと将来困る」
って言っても説得力ないでしょ。


子供を叱る前に、親が、大人が
きちんと将来に希望を持てるような
姿を見せてあげないと。


「自分たちのようにならないように」
っていうのは、説得力ないからね。


だって親たちだって
勉強して、それなりの学校に進学して
就職してきたんだから。


まずは、その「幻想」から離れて
自分の子どもの幸せと向き合うことが
必要かもしれないよね。

 

それでは、また♪

関連記事

スポンサードリンク