小学生の不登校は大人の対応でいくらでも変わる
小学生の不登校の場合は
クラスが変わったり、先生が変わったりと
学年が変わることで元に戻れることが多いです。
ですから、数か月不登校だったとしても
それほど気にすることはありません。
学校に行かないからといっても
放課後は友達と遊べるという子も多いですし、
習い事は続けられるということも多いです。
勉強も小学生のうちなら
心配するほどの遅れは出ないので
家でちょこっとドリルでもやっていれば
何とでもなります。
小学生のうちの不登校というのは
大体、先生とうまくいかない
クラスにちょっと嫌な子がいる
あと意外と多いのが
泳げない子が水泳の授業がある
夏場になると不登校になります。
で、小学生の場合は
本人も周りもあまり不登校ということに
こだわらずにいられるので
環境が変わることで
何事もなかったように
通えてしまうことが多いです。
ただ、根深いいじめがあったり
家庭の問題などが原因の場合は
そうはいかないので
しっかりとケアしてあげる必要があります。
いじめの場合は、学校に行かないことで
回避できるのであれば
命がけで行かせる必要はないというのが
私の考えです。
心身共にボロボロになって
「死にたい」とまで考えるようになるより
そこから逃がしてあげることも
大人の役目のはずです。
健全な状態で過ごせないところに置いておくより
安全な場所に逃がしてあげて
安心させてあげることが一番大事です。
勉強や学校なんて、どうにでもなります。
子供の体や心、命の方が大事ですからね。
家庭の問題の場合は、
子供をどうにかしようとしても
何も解決しません。
親や家族が変わらなければならないことが
たくさんあるはずです。
子供に謝らないといけないことも
あるかもしれません。
そういったことを親や家族が
きちんと向き合って受け止めて行かなければ
子供の不登校は解決しません。
小学生のうちの不登校は
周りの環境ですぐに良くなることもあれば
悪循環にはまってしまうこともあります。
どちらにしても、小学生の不登校は
大人の対応一つでコロッと変わるので
親や周りの大人が冷静に対処してあげましょう。