サポート校の「タイプ」色々
サポート校選びで一番大事なことって?
もちろん子供が気持ちよく通うことが
出来るっていうのが一番大事ではあるけど
それは、どうやって見極めればいいのか?
サポート校って普通の全日制とはだいぶ違って
成績重視で学校を選んだりしないので
何を基準にしたらいいか、わからないと
悩む人も多いようです。
まずサポート校といっても
学校によって特色が違います。
・登校促進タイプ
不登校経験をした子供に対して、学習の遅れに対する
個別対応や、カウンセリングが充実しているタイプ
・大学進学重視タイプ
進学塾や予備校が運営しているサポート校で
大学進学に力を入れているため、受験情報などが
他の学校より充実しているタイプ
・自分発見タイプ
体験授業や資格取得によって、自分に合った
進路を探しやすい環境が整っているタイプ
・才能を開発タイプ
選択授業でダンスや音楽、演劇、美術・・・など
専門家の授業を受けることができ、子供の才能を
引き伸ばしてくれるようサポートしてくれるタイプ
・個人指導タイプ
それぞれの学力や性格などに合わせて
個別カリキュラムを組んでいるタイプ
大きく分けるとこの5つのタイプに分かれるかと思いますが
それぞれを組み合わせている学校も多くあります。
まずは、お子さんが高校生活で望んでいることは何か?
といったことを、親子できちんと共有して
その希望に合った学校を探すことが大事です。
同じようなタイプの学校でも、
キャンパスの規模の違いや
受け入れている生徒のタイプなども
全く違ってきます。
1学年10人くらいのこじんまりとした
サポート校もあれば
1学年100人前後になるサポート校もあります。
いじめを経験した生徒ばかりが
入学している学校もあれば
色々なタイプの生徒がまんべんなく
入学している学校もあります。
高校で友達を作りたいと考えている場合は
どういった生徒が多いのか?
というのも大事な選択基準になるかと思います。
我が家の場合も、いくつかの学校を実際に見学して
生徒の雰囲気をしっかり確認しました。
基本的にどの学校も、優しいいい子が多い印象でしたが
小さめのキャンパスの場合、アットホームでみんな仲がいいという印象の反面
そこになじめなかった場合、逃げ場がないなと感じたのと
人数が少ない分、気の合う友達を見つけられるかなという
心配も出てきました。
逆に、そこそこの人数がいる学校は
色々なタイプの生徒がいるので
合わない子もいるでしょうが
自分と気の合う友達を探しやすいかも?
という印象を受けました。
また、ある程度の人数のいる学校でも
みんなある程度の問題を抱えて入学した子供達ですので
相手の痛みをきちんと感じ取れる子が多く
いい意味での「距離感」を保って
接しているなという印象を受けました。
この辺は、お子さんのタイプにもよりますし
学校に求めるものにもよりますので
お子さんとよく話し合って、
とにかく実際に学校の様子を見ることが大切です。
個別説明だけで、学校の雰囲気が見えにくいということもあるので
実際の授業風景を見ることが出来れば、きちんと参観し
入学希望者向けのイベントなどにも参加してみるといいでしょう。
サポート校は、学校と言っても
「サービス業」に近いところがあるので
説明会での話は、基本的にいいことばかり並べてくる
「セールストーク」になります。
その辺をきちんと理解した上で
話を聞くことも大事です。