親も子供と一緒に成長していくんです。

普通に登校できること!?


娘の初相談室登校に付き合って感じたこと。


学校の相談室なので、当たり前といえば
当たり前なんですが

「普通に登校できるようになること」
が、大前提にあるわけです。


もちろん、担任の先生や他の先生たちとは
アプローチの仕方も違ってきますし

露骨に「学校に来ないとね」ってことは
言ってきたりしません。


だけど、やっぱり
「普通に登校できるようになること」
が、大前提なんだよね。


今回は初めてということで
相談員と娘と、私の三人で塗り絵をしながら
まったり過ごしましたが

その間も、小学校の時の話とか
小学校の時に嫌いな先生はいたかとか
何年の時の担任は誰だったかとか・・・


この相談員さん、数年前まで
この中学の学区にある小学校の
相談員もしてたらしく

娘が小学生だった頃は週に1回くらい
小学校の方にも来ていて
娘を見かけたこともあったらしいんです。


だから小学校の時からの様子も
色々と聞いてきながら

中学に入ってからのことも
色々と聞いてきて。


部活は何か?なんでその部活にしたのか?とか
嫌いな先生とか苦手な先生はいるかとか
苦手だって感じる子はいるか?とか


こういった話をさりげなく?聞きながら

「ここは『心を整える』場所だから、まずはゆっくり自分と向き合って
 自分がどうするべきか、どうやったら元の生活に戻れるか
 ゆっくり考えていってください」

って締めくくってたんですね。


たぶん、娘は「元の生活」に戻ろうとは思ってないです。
たぶんというより、そう言いきってるし。

もしかすると学校に戻るかもしれない。
だけどそれは、「元の生活」に戻るわけではなく
新しい気持ちで、学校に行こうと思った時に
行くようになるんじゃないかなって。


それに「どうするべきか」より「どうしたいか」
の方が大切じゃないかなって思うんですよね。


この「どうするべきか」っていうのは
「学校に行くべき」っていうところに導こうと
しているとしか感じられなくて。


元の生活に戻るっていうのも、同じですよね。

 

娘はその辺の「本心」をしっかり見抜いてて

「やっぱり学校はどこに行っても学校なんだよね・・・
 こっちの気持ちに寄り添うとか言いながら
 学校に行けるようになれって言ってるのと同じだったし」


不登校って不登校になってしまった子に
問題や責任があるとは限らないし

不登校の子だけ責めたり、追い立てたところで
問題が解決するわけではないのに。


学校側は、結局本人の「心の問題」としか
捉えてなくて・・・

 

とりあえず、相談室にはなんとなく
通うみたいですが


それは「元の生活」に戻るためでなく
学校の雑音を消すためらしいです。

相談室に行ってれば、担任も学校側も
がやがや言ってこないですからね。

 

学校はそういう娘の「本心」に
全く気付いてないんだろうなぁ

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