親も子供と一緒に成長していくんです。

サポート校2年の息子の現状


中学1年の2学期から2年半不登校児だった
我が家の長男は、現在サポート校に通う
高校2年生です。

 

で、サポート校については、このブログでも
色々と書いてきていますが


サポート校に入れば、きっちり
「やり直せるのか」
「しっかり学校に行けるのか?」

って心配や不安を持つ人が多いようなんで
今日は、うちの息子の現状を・・・

 

ぶっちゃければ、いまだに
毎日きちんと学校に通うという
状態にはなっていません。


入学当時は、本当に大変でしたw

まず、うちの息子は先生や大人に対して
不信感の塊だったわけです。


息子が通うサポート校は
「マイティーチャー制」というのを
導入していて
自分で担任を選ぶことができます。

息子がこの学校を選んだ一番の決め手になったのも
このマイティーチャー制でした。

今まで先生に対して散々辛い目に合ってきて
学校に行けなくなってしまったので

自分で担任を選べるというのは
すごく魅力だったわけです。

で、自分なりに納得して
担任を決めたわけですが

だからといって、すぐに学校に
通えるようになったわけではありません。


体が反応しちゃって
学校に近くなるとお腹が痛くなって
最寄駅のトイレから出れなくなるとか

学校までは行ったけど
ドアを開けられずに帰ってきてしまうとか

そういうことの繰り返しでした。


何となく学校に通えるようになってからも
教室に入れないとか
ちょっとでも遅刻すると、学校に入れないとか・・・

学校に行っても腹痛や吐き気に襲われて
トイレから出れなくなるとか・・・

実際に何度かトイレの中から
「トイレから出れない、助けてくれ」
って電話をかけてきたこともあります。


そのたびに、学校に電話して
状況を説明し、先生に助け出してもらう
というようなことを繰り返してました。


それでも担任の先生をはじめ
キャンパスの先生が、ちょっとした変化も見逃さず
フォローしてくれたり、サポートしてくれて。


学校に通えというより
どうしたら息子が今までのストレスから
解放されるか

自分のやりたいことを
堂々とやることができるか

自分の思いをきちんと
出すことができるか


そういったことを重視して
サポートしてくれました。


とりあえず授業に出なくても
学校に顔出して、誰かと話をするだけでも
「すごい進歩だよねぇ」って感じでw


そういうことを根気よく続けてくれたおかげで
3学期ごろには、遅刻しても
教室に入れるようになったり

授業に出るのに不安になることも
減ってきました。


それでも、まだまだ完全に
「普通に登校」というわけにはいかず

今でも新学期はしばらく学校に行けなかったり
ちょっとしたきっかけで
腹痛や吐き気に襲われて学校を休んだり。


学校に行っても2時間くらいだけ授業に出て
帰ってきちゃったり・・・

 

だけど、去年単位を取るのに大変な思いをしたからといって
今年は自分なりに計画を立てて
無理なく単位を取れるように、勉強したり


自分で「これ以上休んだら去年と変わらない」と
学校に行ってみたり


将来のことをあれこれと考えるようになったりと・・・

 

たしかに、周りから見たら
全然甘いかもしれないし

こんなんで大丈夫なの?
って思われるかもしれない。


それでも、小学校、中学校の頃の息子から考えると
顔つきも全然違うし、毎日ニコニコしてるし
楽しいらしいし(笑)


確実に前進してるというか
自分の生活を楽しめるようになっているというか・・・


それだけでもサポート校に通わせた意味が
あったんじゃないかなって。


あ、中学の時「殺したい」ほど嫌いだった父親とも
高校になってから、しゃべったりするようになったしね。

腹を割って喋るってことはないけど
一緒にご飯も食べられるようになったし
テレビを見ながら世間話も出来るようになったし・・・


表面上だけかもしれないけど
何となく「家族団らん」出来るようになったのも
我が家にとってはすごいことだったり。


学校に何を求めるかによって
色々と感じ方は違うかもしれないけど


うちの息子はサポート校に行ったことで
良い変化がいっぱいあったかな

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