もう練習しなくていいんだね
ネットで気になる記事を目にしたので
ちょっとシェアしようかと思います。
この記事読んで、どう感じました?
これって、運動に限らず色々な場面でありますよね。
学校や先生に限らず、親にもよく見られることだと思います。
うちの息子は、小学校3年の時に自分から
「塾に行きたい」と言い出して、塾に通い始めました。
2年生の時の担任に
「あなたは勉強が出来なさすぎる。
他の子の迷惑になるから、塾に通ったほうがいい」
って言われたからなんですね。
まぁ、理由はなんでもいいんですが
3年生から塾に通い始めた息子は、
塾の先生の言うことを素直に聞いてました。
すごい量の宿題が出ても、必ず全部やってましたし
わからないところも空欄じゃいけないと言われ
塾がない週末に自習に通い、先生に教えてもらったり。
とにかく先生の求めることを一生懸命
こなしてたんですね。
小学生で、しかも低学年ですから
そのくらいやると、いい調子で成績は上がります。
今まで、勉強のことで学校で褒められたことがなかった息子は
最初はすごく喜んでいました。
塾の先生ももちろん褒めてくれるので
素直に先生の言いつけを守っていました。
だけど、息子が塾に通うと決めたのは
「学校の勉強についていけるように」ってことで
めちゃめちゃ成績が良くなりたいとか
私立の中学を受験したいとか思ってたわけじゃないんです。
なのに、周りの大人たちは
「もっと頑張れば、もっといい結果が出るんだから
もっと頑張れ。もっとやれ。」って
次々と上を望んだり。
それよりも息子は、もっと外で遊ぶ時間が欲しくて
その時間を作り出すために、必死に勉強してるって感じで
先生たちの思いとは全然違う思いだったんですね。
で、先生たちは中学受験をしないと分かった瞬間
「だったら、いい高校を・・・」
にシフトチェンジしたわけです。
先生たちの中では、いい学校に入れることが
その子の一番望んでいることだって思っているわけで。
そこでも、息子は全然そんなこと思ってなくて。
最終的に塾をやめてしまったんですが、その時
「もういっぱいいっぱいだよ。
僕はそんなにいい学校に行きたいとか思ってないし。
自分のキャパ超えてまで行くところだって思ってない」
って言ったんです。
大人が良かれと思って子供にやらせてることって
実は、子供はそれを求めていないってこと
けっこうありますよね。
大人の「思い込み」が子供を苦しめてること多いです。