子供が「いい子」をやめる時
親って、子供には「いい子」でいてほしいって
ついつい思ってしまいます。
お勉強もちゃんとやってぇ
親の言うこともきちんと聞いてぇ
学校でも先生の言うことを
きちんと聞くいい子でぇ
勉強だけじゃなくスポーツも頑張ってぇ
誰にでも優しく友達がいっぱいいてぇ
学校では学級員とかやったりもするけど
明るく活発で友達もいっぱいいて・・・
親も学校の先生も、まわりの大人たちも
「本当にいい子だよねぇ」
ってニコニコしちゃうような子。
実際に小学校の頃って
親や先生だけじゃなく、
周りの友達からもこういう子って
人気があったりモテたりしますよね。
ところが中学生くらいになると
そんな「いい子」は友達に
受け入れられなくなります。
親や先生、周りの大人からは
すごくウケがいいけど
それが逆に
「ムカつく」ってなるわけで。
思春期になってだんだん反抗期になって
そんな時に親や先生の言うことばっかり聞いて
「いい子」だったり「優等生」でいる子は
周りの子にしてみれば
「何あの子?大人の顔色ばっかり窺って」
「いい子ぶってムカつくんだよねぇ」
ってなるわけです。
大人の世界と子供の世界での
評価は全く違うわけです。
それを子供は子供なりにもがきながら
乗り越えていきます。
時には、親や先生が
眉をひそめるようなことを
することもあるし
親としては
「この子はどうなの?」
って心配になるような子と
仲良くなったり。
だけど、それは全て
子供が成長して自立していくために
大事なことです。
いつまでも親の望む世界に
閉じこもっていては
その子のためになりません。
「悪い子」になったら
大騒ぎするんじゃなくて
「あぁこの子も成長してるのね」
って喜んであげた方がいいのかも(笑)
それでは、また♪