親も子供と一緒に成長していくんです。

「早く元に戻れるといいね」!?


新年度がスタートして、約1週間。
我が家も今後の動きがなんとなく決まって、
やっと落ち着いてきた感じです。


新年度ってクラス替えがあって
友達関係もそうだけど
担任の先生も変わったりして
本当に色々とバタバタしますよね。


これって、当事者の子供たちもそうなんですが
親の方も色々とあったりします。


我が家は娘が不登校ですが
新年度に入ってから
ママ友からメールがわんさかw


「同じクラスになったねぇ~~
 ちぃも学校に来れるようになるといいね。
 何かわからないことがあったらいつでも聞いて♪」

「ちぃ、8組だって?
 担任の先生当たりだねぇ♪
 うちの子が去年お世話になったけど
 子供たちからも保護者からも評判良かったよ。
 これで学校に戻れるといいよねぇ」


みたいなメールが仲のいいママ友たちから
2~3日続けて続々と送られてきて。


子供たちを抜きにしても、仲良くしてるママ達だし
娘のことや私のことを本当に心配してくれてる
いい人たちなんですけど。


メールをもらうたびに思ったことが
ひとつあって。


やっぱりみんな、学校に通うことが当然のことであって
学校に戻ることが、いいことだって思ってるんだなぁって。


だから、近所で偶然会ったりしても

「大変だよねぇ」

って言われるし

「早く学校に行けるようになるといいよね」

って言われるしね。


ママ達に悪気も悪意も全然ないことは
よくわかってるんだけど

やっぱりすごく違和感を感じちゃって。


だって、少なくとも我が家の場合というか
娘の場合は、学校に戻ることが
いいこととは思ってないから。


それは、新年度に入って
相談室の先生とも色々と話をしたんだけど


学校というか、今籍を置いている中学やクラスが
娘にとっての居場所ではないし
そこに戻らなかったとしても困らないってことを
あらためて確認できて。


それでも、世の中の大部分の人たちは
やっぱり子供が学校に通うのが「当然」のことだし
子どもが学校に通うことが一番「いいこと」だし
「子どもが学校に通うことが「普通」のことなんだよね。


そういうものさししか持ってないから
我が家のように、不登校だったり
相談室に通っていると

「大変だよね」
「困ったよね」
「早く元に戻るといいよね」

って、なっちゃうんだろうけど。


「普通」じゃないとこにいると
今までの「普通」とか「当たり前」とか「常識」を
疑ってみる機会が増えるけど


「普通」の中に「普通」と思って
居続ける人たちには、それが「普通」で
そうじゃない人たちは「困った」人たちになるんだろうね。


まぁ、理解してほしいとかって思わないので
気持ちだけありがたくいただいて
適当に流してるけど。


「普通」じゃなくても
全然困らないし、大変じゃないし
「普通」だった頃より、幸せなんだけどね(笑)

 

それでは、また♪

 

関連記事

スポンサードリンク