親も子供と一緒に成長していくんです。

「私、あの先生ダメ・・・」


娘の今年の担任は
すごく評判がいい先生だったんです。


去年、その先生のクラスだった子の
ママからもわざわざメールで

「よかったねぇ、あの先生なら大丈夫だよ」

って言われたし


相談員にも

「教室に入れない子の中にも
 『あの先生が担任なら頑張れるかも』
 って言う子がけっこういるんですよ」とか

「不登校の子にもかなり寄り添ってくれるから
 今までより全然良くなると思いますよ」

って言われてたんです。

 

ところが・・・

うちの娘は
「あの先生苦手」
「やっぱ、あの先生ダメだわ」


いくら周りがいい先生だからと言っても
その子にとって「いい先生」とは限らないわけで。


いい先生なのかもしれないけど
好きになれないっていうか、苦手っていうか。


娘の場合は、寄り添ってくれてる感じなんだけど
こっちの気持ちを勝手に先回りして

「このくらいでいいよ」
みたいに、どんどんことを進めていくっていうか
勝手に決めていくのがイヤ。


教室に行ったときに
「よく来たねぇ」まではまだいいけど
「ママは待ってるの?」とか

学活が終ったあとに
「先生もあとから行くから
 先に相談室に行ってて」とか

大声で言ってきて
みんながこっちを見る・・・


聞かれたくないことを
あんなでかい声で言われたらたまらんw


ということらしくって。


色々気持ちを考えてくれて
無理しないように、ハードルを上げないようにって
色々と配慮はしてくれてるんだけど

言われてみれば、
娘の返事は待ってなかったんだよね。


やっとの思いで教室に入る時も
出来るだけ、目立たないように
さりげなく入ろうって頑張ってるのに


でかい声で褒められたり
「相談室」というキーワードを
バンバン出されたら、辛いよね。

 

色々と決めてくれる先生がいいって子もいるし
こういう配慮がありがたいって子もいるし
寄り添ってくれてるって感じる子もいると思うし。


だけど娘は、それはダメだったわけで。


これってうちの娘だけじゃなく
どんな子だって、色々な思いとか
色々な考えがあって


みんな「同じ」接し方じゃ無理なんだよね。


今までの不登校児は、そういう接し方で
うまくいったかもしれないけど
全員がそれでうまくいくとか限らないわけで。


まずは、その子の「思い」にきちんと向き合って
「寄り添う」ってことをしないとね。


とは言っても、先生たちも忙しいからねぇ
不登校児ひとりのために
あれこれ手をかけてる暇ないんだよね。

 

それでは、また♪

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