親も子供と一緒に成長していくんです。

「見守る」とか「認める」とか・・・


子どもが不登校で苦しんでるんだから
せめて親くらいは明るく接してあげないと。


思春期に入って反抗的になった子供に
親がこれ以上刺激しても良くないから
そっと見守っておこう。


子どもの心を受け止めてあげて
黙って見守ってあげよう。

 

うん、すごく素敵なことですよね。

子どもが必死に頑張ってるんだから
親としてそれをそっとしておいてあげようって
なかなか難しいことですしね。

 

だけど、黙って何もかも子供のことを受け入れるのが
「見守る」ってことではないと思うんだよね。

子どもが一番辛いんだからって
何も言わないで、笑顔で優しく接するだけが
「見守る」ってことではないと思うんだよね。


それって
「腫れ物に触るように・・・」
ってやつじゃないかな?


傷ついてるから、苦しんでるから
これ以上苦しめちゃいけない
せめて親くらいは優しく接してあげないと・・・

っていう親の気持ちもよくわかるけど。


でも、親だって子どもの態度や考え方に
色々と思うところはあるわけじゃん。


「こうしてほしい」
「こうなってほしい」
「こうすればいいのに」

って思いはあるよね。


それを「子どものために」って
全部封印しちゃうのは
見守ってるのとは違うと思うんだよね。


子どもが親に対して文句があったりムカついたりするように
親だって子どもの態度にムカつくことだってあるし。


そういうことは、はっきり言っていいと思うんだよね。

「ママはあんたのここがムカつく」
って、はっきり言えばいい。


ただ
「あんたがムカつく」じゃなく
「あんたの〇〇がムカつく」って

どの部分がムカつくのかを
きちんと伝えないと。


だって
「あんたがムカつく」じゃ
子どもそのものがムカつくになっちゃうでしょ。

人格ごと否定しちゃうようなもんだし。

そうじゃないじゃん。
子供のことは大好きだし、認めてるんだから。

だけど、ある態度だけ、ある考え方だけ
ある行動だけがムカつくんだから。

そこだけははっきりさせてあげないと。


で、こっちの気持ちはきちんとぶつけるんだけど
決して「押し付け」ないことが大事だと思う。


親は子供に対して
どうしても「圧力」かけようとしちゃうんだよね。
どうしても上に立とうとしちゃう。


だから子供が自分と違うこと考えてると
「子どものくせに」って、それを抑え込もうと
必死になるんだけど


そうじゃなくて
自分の気持ちはしっかりぶつけるけど

あとは、子どもがどうするか
子どもに任せればいいだけ。


自分の気持ちはきちんと伝えたからね。
あと、どうするか、どう考えるかは
あなたの好きにすればいい

って態度でいればいいんだと思う。


子どもがぶつかってきたときも
何でもかんでも、「受け入れる」んじゃなくて

子どもの言い分は「受け止める」けど
その上で出来ないものはできないと
ハッキリ伝えればいい。


それは子供も親も一緒だと
思うんだよね。


親の言うこと聞くために
子どもが我慢する必要もないし


子どもの気持ちを尊重しようと
何もかも親が我慢する必要もない。

 

お互いにきちんといいたいこと言った上で
あとは相手に任せる。


それが本当の意味での
「見守る」「認める」って
ことじゃないかなぁ

 

それでは、また♪

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