親も子供と一緒に成長していくんです。

犯人捜しをするよりも・・・


ここ数日、いじめ問題が
テレビやネットのニュースで
大きく取り上げられてますよね。


自殺してしまったことは
すごく悲しいことだし

何とか救えたんじゃないかって
まわりは色々と考えたりしますよね。


だけど、やっぱりいじめの問題って
すごくむずかしいと思うんですよ。


「事件」が起きてから
まわりは「こうするべきだった」
「あいつが悪い」って

対応を批判したり、犯人を探し出して
色々なこと言うけど


「いじめ」だって、全部同じじゃないし
いじめられてる子の感じ方、環境その他もろもろ・・・
でも、全然違ってくるし

いじめてる方にしても、本人はいじめてるつもりは
なかったってこともあったり

いじめてるって自覚してても
やってしまうという「理由」があったりするし


先生の対応にしたって
前のいじめでは、この対応で
うまくいったってことでも

違う子の時は全然効果がなかったとか
逆効果になってしまったとか

 

とにかく、誰が悪くってとか
何が悪くってとかより


当事者たちが「どうすることが一番いいのか」って
ことを考える方が大事だと思うんです。


ケースによって全部違うんだから
当事者が、それぞれ何がイヤで何に悩んでて
どうしたいのかってことを

一番に考えていくことが
大事なんだと思う。


いじめられた子は
逃げるしかなければ逃げればいいし


いじめた子に対してだって
なんで、その子をいじめてるのかってことを

きちんと受け止めてあげないと
解決なんてしないんだよね。


しかも先生だけでも、親だけでも
解決なんてできないわけで。


誰が悪いとか、何が悪いって
「犯人」探しして
新たないじめをするより


当事者の気持ちを
きちんと受け止める環境が
大事だよね。

 

うちの子がいじめにあった時は
とりあえず、学校行かなくてもいいんじゃない?
って、とっとと休ませました。


その上で、相手の子には相手の子の
気持ち、理由があるんだろうから

「いじめは良くないこと」
「何があってもいじめはダメ」
「とにかくいじめはやめなさい」

って頭ごなしに、怒ったり
押さえつけたりしないで


いじめてしまった「理由」をきちんと
聞いてあげて、

それをきちんと受け止めて解決してあげた上で
「ただ、あなたのやったことで傷ついてしまった子がいるんだよ」
って、伝えげあげてほしい。


そうすると、いじめた子も
本当に反省するんだよね。

で、心から「ごめんね」って
言えるようになる。


いじめられた子は
心からの「ごめんね」で
救われるから。


うちの子は、いじめてきた子と
今ではすっかり仲良しだしね。


犯人を見つけて
叩くだけじゃ
何の意味もないから。

 

それでは、また♪

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