中学3年生って、ちょうど
志望校を絞り込む時期ですよね。

たぶん学校で3者面談とかして
志望校が「適正」かどうか
あれこれ言われてるかと思います。

でね、不登校児の場合は
学校によって全然対応が違うんですよね。

全日制に進学できる道を
あれこれアドバイスしてくれる
先生もいますし

最初から全日制はムリだからと言って
定時制を勧めてくる先生もいるし。

で、たいていの先生は
サポート校を「良し」とはしません。

サポート校を選んでしまうと
他の子たちのように
受験のための努力をしなくなるとか

結局、高校に上がっても
今までとあまり変わらないで
不登校のままになってしまうとか

その先の「大学」進学とか
就職で困ることになるとか

まぁ色んなことを言ってきます。

だけど、高校って義務教育じゃないので
全日制や定時制だと、成績云々の前に
出席日数も進級の要素に入ってきます。

無理して全日制や定時制に入学して
やっぱり学校になかなか通えなくって

退学せざるを得なかったとか
転校せざるを得なかったという
子どももかなり多いです。

息子の通っているサポート校にも
そういう子たちが

1年の時からかなりの数で
転入してきます。

今、不登校でも
高校に上がった途端
何事もなかったように通える子もいます。

だけど、やっぱりまだまだ
通えない子もいます。

ですから、中学の先生がこういってるとか
そういうことで学校を決めるのではなく

子どもの様子、子どもの気持ちを
最優先することが一番大事です。

でね、全日制や定時制は
入試までまだ時間があるじゃないですか。

だから、夏休みの間に
サポート校を見学して

「保険」代わりに
1つ入学許可を手に入れておくのも
アリだと思います。

それだけで、子どもは安心するし
それがきっかけで

全日制や定時制の受験を頑張ろうって
一気にスパートをかけられる子もいます。

自分の住んでいるところのそばに
サポート校があるのかどうかっていうのは

相談室に行ってみると
わかると思いますよ。

サポート校の案内は
学年の先生じゃなく
相談室に届くことがほとんどです。

その中から、気になる学校を
いくつか回ってみて

サポート校を知るだけでも
新たな選択肢が見えてくるかもしれません。

不登校児にとっても
夏休みは大切な時期ですからね。

親子で有意義な夏休みを
過ごしてください。

 

それでは、また♪