親も子供と一緒に成長していくんです。

「問題児」だってホントはいい子だよ


今回の息子のスクーリングで
我が子たちの成長っぷりを
思いきり見せつけられて

嬉しく思いながらも
色々なことを思い出して

「いい子ってどんな子なんだろうなぁ」

って考えてしまいました。


うちの子たち(特に息子)は
いわゆる「問題児」として
扱われてきました。


小学校の頃から
ホントに色々ありました。


高校に入る時に面接をしてくれた先生に

「それだけのことがあったのに
 よく今まで他人も自分も傷つけずに来れたね。
 それだけでもすごいし、よく頑張ったね。」

って泣きながら言ってもらえた時には
やっとわかってくれる先生に出会えたって

こっちが涙をこらえるのが大変だったのを
今でもはっきり覚えてます。


そのくらい辛い目にあって
人間不信というか、先生不信、大人不信に
なってしまっていた息子だけど


どんな時も決して
相手の悪口も言わなかったし
誰かを傷つけることだけはしなかった。

 

そして、今回のスクーリングも
先生のちょっとした「裏切り」から
騒ぎになりました。


先生に言われて
レポートを提出した息子。

その時、先生が息子に
「これ、みんなの前で読んでもいい?」
と聞いてきたらしいです。


息子はそんなつもりで書いてなかったので
「それは絶対に嫌だ」
と答えました。


先生は
「わかった。先生だけで読むから」
って言ってくれたそうです。

なのに、そのあとの授業で
先生が取った行動は・・・


みんなの前では読みませんでした。
でも、みんなに見せたんです。


息子は騙された!裏切られた!と感じ
「もう単位なんていらない!」
と教室を飛び出したそうです。


そのあとも何とか頑張りはしたけど
やっぱり先生に対して
色々な思いがあったからうまく回らなかった。

 

そして全授業が終わったあとに
担任は、単位が取れないかもしれないと
息子に伝えにきました。


他の先生たちは
「担任が悪かったわけじゃない」
と、担任の味方をしたそうです。

 

問題児とされる子供たちは
決して問題児じゃない。

問題児になりたいって思ってる子供は
ひとりもいないです。


だけど、大人が勝手に問題児を
作り上げてるんです。


先生の言う通りに動かない
先生の思う通りにならない
先生の言うことに反論してくる


先生の望むような結果を出さない子どもは
問題児という烙印を押されます。


先生だけじゃない。
周りの大人も親も一緒です。


自分達の言う通りにならない子ども
自分達の「常識」から外れる子ども

は、問題児なんです。

 

でも、そんな「問題児」たちも
すごくいい子なんだよね。

どんなに問題児扱いされても
やっぱり愛してもらいたくって

「いい子」になろうって
必死に頑張ってるんだよ。


今回、息子だって

「先生のやったことは許せないけど・・・
 でも、先生だけが悪いわけじゃないし
 俺も悪いことがあったと思うし。」

って、そのあとは誰のことも責めなかった。


そして

「もしこれで単位取れなかったら
 本当にごめんなさい。」

「今まで高いお金を出してもらって
 いっぱい迷惑かけて、いっぱい助けてもらったのに
 本当にごめんなさい。本当にありがとう。」

って言ってくれた。

 

どこが問題児なんだろう・・・

こんなに相手のことを思いやって
どこが困った子なんだろう。

 

問題児なんていないんだよ。
大人が勝手に作り上げてるだけで。


大人ってだけで
子供をコントロールしようとするから
「問題児」ができ上がっちゃうんだよ。

 

問題児だって
ホントはみんないい子だよ。

 

それでは、また♪

 

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