苦手なことを責めるより、得意なことを認めてあげよう
テストの結果を持って来たり
通知表を持ってくると
それなりに良かったものより
出来の悪かったことにばかり目が行って
「何でこんなこともわからなかったの?」
「何でこんな成績なの?」
「苦手ならもっと勉強しないとダメじゃない」
って、怒りだす親って多いですよね。
別に頑張ってないわけじゃないし
手を抜いてるわけでもない
だけど、苦手だし・・・
「何がわからないの?」
「わからないから、わかるように勉強しないとダメでしょ」
わからないとこがわかれば苦労しないしw
わからないところが、わかるようになる方法がわかればやってるしw
だけど、得意なこともあるし、
成績のいい教科もあるし・・・
そっちはいくらやってても苦にならないし
楽しい時もあるし、もっと勉強したいって思うのに
「できるのばっかりやってても仕方ないでしょ」
「苦手な部分を克服しないとバランスとれないでしょ」
もっとひどいのは、体育や美術が得意な子に
「推薦取れるくらいならいいけど・・・
勉強できないと困るでしょ」
って言い出しちゃう親。
得意なことがあるって素晴らしいじゃないですか。
こんな早くから、得意なことや好きなものに出会って
それを伸ばしていきたいっていう子供の気持ち
もっと大事にしないと。
苦手なことがあっても、得意なものや好きなものを
持ってて頑張り続けてれば、子供自身の
自信にもつながります。
もし得意なことも好きなことも見つかってなくても
まだまだ人生長いんだし、興味のあることに
チャレンジさせてあげればいいだけです。
勉強しなくても、成績が悪くても
その子はその子。
その子自身の価値は何も変わりません。
自分で勉強しないといけないとか
このままじゃやばいって思ったら
黙ってても勉強します。
そこからだって遅いことはありません。
たとえ「いい学校」に入れなくても
取り返すことはいくらでもできます。
だから親は、苦手なことを怒るより
得意なことを認めてあげて
子供が自信を持って先に進めるように
そっと見守ってあげてるだけで十分です。