子供にも家族の一員としての「責任」を与えてあげよう
我が家では、お手伝いというより
家族の一員としての役割としての
「仕事」を与えています。
子供だって立派な家族の一員ですからね。
家族のために自分ができることをやるのは
当然のことだと思うんです。
我が家の場合は、長男が小2の時から
夕飯の皿洗いを担当していました。
というか高2になった現在も続いています。
今は中1の娘と交代制でやっていますが
夕飯の皿洗いと、翌朝のための炊飯のセットは
子供達の仕事です。
息子が1人で皿洗いをやっていた頃には
娘にはお風呂掃除とか、夕飯のお皿並べなどを
させていました。
お手伝いではなく家族の一員としての「仕事」として。
息子が皿洗いをさぼると、朝ご飯の支度ができません。
そうすると息子だけでなく、他の家族も朝ご飯が食べられず
家族に迷惑がかかります。
娘がお風呂掃除をさぼれば、お風呂にお湯を張ることができず
家族がお風呂に入ることができません。
夕飯の皿並べをしないと、いつまでたっても
夕飯を食べることができません。
親は家族のために働きに行ったり
ご飯の支度をしたり、掃除をしたり、洗濯をしたり・・・
やってもらって「当たり前」だと思っていることも
自分が何か責任を持ってやってみることで
大変さや、大切さがわかってきます。
お互いに家族のためにできることをやっていくことで
感謝し合えるし、気持ちよく過ごせます。
子供は「お母さんが楽になれてよかった」
「お母さんが喜んでくれて良かった」
って人のために働くことの喜びを
自然に覚えることができる上に
「お母さんが普段当たり前にやってくれてることって
本当は大変なことなんだ」
「お父さんが毎日自分たちのために仕事をしてくれてるって
本当にありがたいことなんだ」
ってことにも気づいてくれるようになります。
そして、何よりも家の仕事というのは
これから生きていく上で必要なスキルばかりです。
いくら勉強ができても
パン1枚焼くことができない。
カップラーメンすら作れない。
買い物に一人で行くことができない。
自分の服がどこにしまってあるかもわからない。
これじゃ、親が忙しかったり何かあった時に
どうしようもないですよね。
大人になってからも困りますしw
勉強さえしてくれれば、あとはいい・・・
って家庭も増えてきていますが
子供達のことを本当に考えているのなら
もっとお手伝いをさせてあげてください。
子供達に生きる力を身につけさせてあげてください。
家族の一員なんだから
「家族」として扱ってください。