例えば、車なんて走ればいい
できるだけ燃費がよくって、維持費も安い方が
いいに決まっている
と思っている人には、ムダにでかい外車を
乗り回している人を見ると
「なんて無駄なことを・・・見栄ばっかり張ったってw」
って感じるかもしれません。
例えば、小さくても自分の「お城」を持つのが夢だって
一生懸命ローンを払いながら、マイホームを手に入れた人から見たら
都心の超高級タワーマンションに家賃数百万も出して
住んでいる人のことを
半分羨ましいと感じながらも
「それだけのお金を払い続けるなら
家を買った方が経済的なのに。
なんで、そんな無駄なことばっかりするんだ」
って感じるかもしれません。
例えば、いくつもいくつも
高価なジュエリーを買ってる人を見ると
「そんなことにお金使うより・・・」
って感じる人もいるでしょう。
洋服にしたって、いつも高い高級ブランドの服を着てたり
クローゼットに入りきらないほどの服を持っている人を見たら
「そんなに持ってたって着れないのに・・・」
って思うかもしれません。
だけど、無駄か無駄じゃないかって
人それぞれ違うわけだし
周りが無駄だって感じることでも
その人にとっては、それが必要なものだったり
それが大好きで絶対に譲れないものだってことだってあります。
車だって走ればいいと、足代わりに使っている人から見たら
高級外車だとかスポーツカーなんて
無駄以外の何ものでもないだろうけど、
本当にその車が大好きで
この車を手に入れるために今まで頑張ってきた
この車を維持し続けるために
これからも頑張り続けることができる
この車に乗っている時が
何よりも幸せな時間
っていう人だっているわけです。
極端なことを言えば
今、私たちの周りにあるモノなんて
「無駄」なものばかりだと思うんですね。
なくても生きていくことは出来る。
だけど、あると生活するのに便利だとか
自分が幸せになれる時間とか空間のためのモノとか
結局、なくても良いものかもしれないけど
自分にとってはとても大切なモノたちに
囲まれてるんじゃないですか?
必死に働いて、何十年というローンを払いながらも
マイホームを手に入れるのだって
もしかしたら、そこまでする必要ないことかもしれないけど
家族の笑顔の空間が何よりも大事で
そういう「場所」を手に入れたかったっていう人だって
たくさんいると思うし。
何が無駄で何が無駄じゃないかなんて
周りがとやかく言うことじゃなくて
自分が決めればいいことです。
ちょっと無理してでも手に入れたければ
手に入れればいいし
それで幸せなら最高じゃないですか。
そうやって考えたら
無駄のない生活って、
本当につまらないと思いませんか?