代わりのものでごまかさない

例えば、欲しくて手に入らなかったものが
代わりのモノが見つからないようなものなら

ある程度簡単に
「それは今の自分に必要ないもの」
って、諦められるかもしれない。

だけど洋服だったり、バッグだったり
似たようなデザインで、もっと安いものが
あったりすると

「本当はあっちが欲しかったけど買えないから
 こっちにしようかな。
 デザインも似てるし、こっちはすごく安いし
 これなら他のモノも買えちゃうし・・・」

みたいな感じで、折り合いをつけちゃうことって
よくあるかと思います。

 

だけど、買ってみてどうですか?
本当に「これ買って幸せぇ~~~」
ってなりましたか?

やっぱり似てたけど、ちょっとしたところで
デザインがイマイチだったり
素材がパッとしなかったり
着心地がよくなかったり・・・

「安かったし、仕方ないよね」
って言い聞かせながら
使ったりしてませんか?

 

で、だんだんと着なくなっちゃって
「まぁ安かったから元は取ったかな」
って納得させたりして。

 

それって、本当に欲しかったものじゃないってこと。
似てるけど、自分が欲しかったものとは違う。

だから、色んな理由探したり
自分に言い聞かせてるけど

「本当はあっちが欲しかった」

ってずっと引きずってるわけです。

だって、あの時本当に欲しかったのは
手に入れることが出来なかった、あっちのモノだし

だけど、手に入れることができないから
「代わり」で我慢しちゃったんだもん。

 

あの時スパッと
「これは今の自分にいらないもの」
って、忘れちゃえば

必要なものが必要な時に
自分の目の前に現れるはずなのに

わざわざ代わりのもので
ごまかしちゃったから

いつまでたっても、「欲しかったもの」を
忘れることができないでいる。

だから、必要なものが現れてくれない。

ていうより、ごまかそうと無駄なことしちゃったから
必要なものが出てきてるかもしれないのに
気付くことが出来なかったり、手に入れることが出来なかったり。

 

これ繰り返してると
いつまでたっても自分にとって
本当に必要なものが手に入らないよ。

 

「とりあえず代わりで我慢しよう」

ってごまかさないで

手に入らない時はスパッと

「自分には必要ないもの
 本当に必要なものは手に入る」

って割り切ったほうが、結果的に
「あの時手にしなくてよかった」

って、笑顔になれるはずです。

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