毒親に育てられた子供は、毒親になる!?

母娘関係の問題で、最近よく出てくる
「毒親」という言葉。

聞いたことある人も、
けっこういると思います。

この「毒親」って言葉は元々、心理セラピストの
スーザン・フォワードさんって人が書いた
「毒になる親」という本から作られた造語です。

この本が日本で出版されてから、
もう10年以上たちますが、
いまだに売れ続け

「毒親」って言葉が、
普通に使われるようになってきたってことは

それだけたくさんの人が、毒親で悩んだり
苦しんだりしてるってことなんでしょうね。

 

で、毒親で悩んだり苦しんだりしてる人たちが
不安に思うのは、毒親に育てられた自分も
毒親になってしまうんじゃないか?
ということ。

これって「はい」とも言えるし
「いいえ」にもなる。

ただ言えるのは、
毒親になるかどうかっていうのは

毒親に育てられたかどうかでなく
誰にでも可能性があるということ。

 

普段、自分の子供をめいいっぱい愛して
可愛がっている親でも

忙しかったり、悩みを抱えたりして
肉体的にも精神的にも
いっぱいいっぱいになって
ストレスがピークになったら

子供に当たってしまったりとか
きつい態度をとったりとか
叱らなくていいことで叱ったりとか

どうしてもしちゃうことあるでしょ?

それがエスカレートすると
最終的に毒親になっちゃうわけです。

 

ということは、誰でも毒親になってしまう
可能性はあるわけだし

もし毒親に育てられてきてても
自分で気をつけて、子供に接してれば
毒親にならないっていうこと。

ただ、毒親に育てられた人っていうのは
そういった感情のコントロールがわからないままに、
成長してきてしまっている場合が多いので

毒親に育てられた子供は、毒親になりやすいって
捉えられやすいけど、

ちょっと頑張って、コントロールする術を
身につければ全然問題ないし。

実際にネグレクトに苦しんで、母親に捨てられても
そんな過去があったなんて全然わからないくらい
自分の子供たちをしっかり育てている
素敵な女性だっています。

 

結局、毒親になるかならないかは
毒親に育てられたかどうかではなく
自分次第ってことなんだよね。

 

それでは、また♪

関連記事

 

ページ上部へ戻る