親の面倒って誰が見るべき!?

母が再入院した前日、
ダンナさんが親戚のお通夜に出かけました。

その時にダンナさんが
ダンナさんのお母さんのことで
お姉さんに色々言われたと・・・

 

ダンナさんのお父さんは
8年前に亡くなっています。
86歳だったかな!?老衰です。

そしてダンナさんのお母さんは
現在93歳で一人暮らしをしています。

近所にダンナさんのお姉さんが住んでいて
毎日のように様子を見に行ってくれています。

買いものなどもお姉さんが
車で連れて行ってあげたり

お母さんの用事も
お姉さんがあれこれ手伝ってあげています。

我が家からダンナさんの実家まで
約1時間半かかります。

ビックリするほど遠くはないけど
やっぱりなかなか行けないっていうか。

ダンナさんも私も
自分達の生活に精一杯なので

実家に顔を出すのも
年に1~2回です。

 

で、親戚のお通夜の帰り
ダンナさんはお姉さんに
言われたらしいです。

「お母さんの歳を考えたら
 もう一人暮らしは危なすぎる。

 年齢相応に物忘れがあったり
 理解力が低下してるし。」

「私が毎日見に行ってるけど
 本来、長男であるあなたがやることでしょ。」

「私と妹は『外』に出ていった身なんだからね」

 

ダンナさんは長男です。
お姉さんと妹さんがいますが
2人とも当然ながら「嫁いで」います。

ダンナさんは「長男」として
とても大事に育てられてました。
まぁ特別扱いに近かったでしょうね。

ただ、お姉さんも妹さんも
そのことに対しては不満なく
家族みんな仲良かったようです。

 

でもね、やっぱり長男である
ダンナさんが何もしないってことに対して
お姉さんは色々と思うところがあるらしく。

「私は小峰の人間じゃないんだからね。」

そういえば、私もつい最近
弟に同じセリフ言ったような・・・w

私の場合は冗談半分だったけどw

 

私たちの年齢になってくると
子供のことと同時に親の問題も
出てきはじめます。

 

昔の日本は、長男が家を継いで
親の面倒も見る。

その代り、親からの財産なども
長男がほぼ引き継ぐ。

だけど、今は一人っ子だって多いし
財産だってそんなに多いわけじゃないし
兄弟でちゃんとわけないといけないわけだし。

で、長男だって
実家を出ちゃって
自分の暮らしをしてるわけで。

 

長男だから親の面倒を見ないといけない
嫁いだんだから、自分の親よりダンナさんの親の面倒

もうそういう時代じゃないんだよなぁって
いっつも思うんだよね。

そして現実問題として、経済的にも時間的にも
面倒見れないってこともたくさんあると思う。

今は共働き夫婦だって普通だし
子育てだけでも大変なのに
親の面倒までなんて・・・

親だってそれほど蓄えがあるわけじゃない上に
自分達だって経済的にギリギリだったり。

 

そう考えると
「長男だから親の面倒見るべき」
とかって言われても無理なんだよね。

そして、無理なのに
「家族だから」「子供だから」「親だから」
って背負っちゃうと、共倒れになっちゃうし。

 

お姉さんの言いたいこともわかる。
お姉さんだって大変だと思うし。

お姉さんひとりに負担させるのは
もちろんよくないなぁとは思うけど

我が家もいっぱいいっぱいだしねぇ・・・

 

親の面倒って誰が見る「べき」なのか。
子供は親の面倒を見ないといけないのか。

「家族の問題は家族で」って
常識から離れないといけない時期なのかもね。

じゃないと、みんな幸せじゃ
なくなっちゃう気がする。

 

ということで、今度のお正月は
これがテーマになるんだろうな・・・

「長男の嫁」はあれこれ言われてきますw

でも、できないものはできないって
はっきり伝えてくるけど(笑)

 

それでは、また♪

 

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